幻想とリアル
先日、子の夏休みが終わる直前に、家族でサンリオピューロランドに行ってきました。サンリオは、日本が誇るファンシーキャラクターの作り手。ピューロランドではハローキティを筆頭に、可愛いキャラクターがたくさん活躍していました。
自分が幼い頃から接していたキャラクターたち(けろっぴ、ぽちゃっこなど)もいて、懐かしくもあり、子どもに伝えるためにキャラクター名を連呼していたら、実は僕はサンリオのキャラクターが好きなんじゃないか・・と気がついたのでした。
人間とキャラクター(あえて着ぐるみと書かなかったあたりにも、サンリオへの配慮が・・笑)が一体となって演じられる歌舞伎は、新鮮な驚きとともに、相変わらず可愛い世界観なのだと納得しました。
毎週月曜日には、旅の記録を書いています。
その日は、ほかにも”ぐでたま”のアトラクションにも行きました。
設定は、ぐでたまの作った新作映画の公開・・ということなのですが、そこは”ぐでたま”・・・映画作りなんて全然していないのです。そんな始まりから、あれよあれよと観客を巻き込んで、笑いが起こるという異色のショーでした。
僕は”ぐでたま”というキャラクターを知った時、サンリオらしくない!と驚きました。むしろ、たれパンダやリラックマのような、ファンシーなんだけど少しリアルなキャラクターの類だと思ったのです。(たれパンダ・・作ったのは、サンリオとは別の会社なんですよね・・)
ショーを見ていたら、ファンシー系のキャラクターは苦手だけれど、リアルな物言いをするぐでたまなら笑えるし、好きだと言っても恥ずかしくない・・なんて思えるなぁと感じました。画面に映された男の子が、ぐでたまのきらきら光る帽子を被っていたのが印象的でした。
これまでは、ピューロランドに行っても混雑でなかなか乗れなかったボートライドにも、初めて乗船。思ったよりも長く、たくさんのキャラクターたちを見ることができました。建物内にあるのに水がたくさん使われているのが、勝手に心配になってしまいました。
筆頭キャラクターのハローキティは、もう40年以上も活躍していて、その間にはいくつものキャラクターたちが・・。ボートライドで登場するキャラクターを観ながら、自分の幼い時を思い出してしまいました。
そういえば実家には、僕が小学生の時に買った”けろけろけろっぴ”のマグカップがあります。家族の分をそれぞれ買ったのですが、割れてしまって、僕のものだけ残ったのでした。
キャラクターたちを観ながらなんとなく時代感のようなものを感じつつ、自分だけがどんどん年を重ねているような気持ちにもなってしまいました。そうして、自分たちがキャラクターたちと出会ったきっかけなどを思い出しては、懐かしむようになるとは・・。
カワイイ・・恐るべし。
やっぱり、僕はサンリオが、好きなのかも知れません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、僕だけでなく家族で喜びます!