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思い出せ、4月1日
何度か書いているけれど、僕の好きなトランペット吹きに、クリフォード・ブラウンという人がいる。若くしてこの世を去った天才である。というと、いかにも華やかな音色や、超絶技巧を想像するかも知れないが、実はそうではない。
ジャズの音色、というのはさまざまに解釈される。渋いとか、侘び寂びとか、録音環境が悪かったからこそのノイジーな感じが、いわゆるジャジーだと言われる節もないではない。
彼の音は、トランペットの素直な音色というよりも、ざらりとして、何か込められているように聞こえてくる。それは、単純に上手いというものではなくて、歌うというのか、遊ぶというのか、上手く表現できない。きっと、聞くひとによっては顔をしかめてしまうかも知れない。
前置きが長くなったけれど、彼の演奏した曲の中に、「I'll remember april」という作品がある。音源を貼り付けておくので、ぜひ聞いて欲しい。
この曲を出したのは、この日を思い出したからである。
この企画も2年目となった(はず)。僕は、去年も大いに羽目を外し・・いや、メガネをかけた。この投稿は、すでに日付が変わってしまった年度末に書いている。チラッと企画者の記事を探したら、さすが、もうアイコンがオジサンになっていた。
かくいう僕も、変えた。今年は、モンブランを背景に、メガネおじさんがモンブランの被り物を着ているイメージだ。(これは4月2日以降のために書いた)
昨年、眼鏡オジサンをやや青みをつけてアイコンにしたが、あろうことか、元々アイコンにしていた画像が手元に見つからず、相棒であるカバンの写真に落ち着いた。今年は、そんな失態を防ぐために、カバンの写真を手元に用意して、気がついたのである。
・・・いや、カバンって何?
いかに僕がそのカバンが好きかを書いた投稿を読んだ方なら、アイコンもさもありなん、と思うかも知れない。しかし、すでに読んだ方でも内容を忘れているかも知れないし、やはり”平熱のエッセイスト”という謎の肩書きと、謎のカバンは、組み合わせが良くないと思うのである。
なので、この企画の趣旨にあるように今日を過ぎれば、アイコンを戻すことになっているが「人の写真」に戻すつもりである。それは戻したことにならない、変更だ、と眼鏡オジサンや僕のような公務員は指摘するかも知れない。
やや気になっているのは、noteのpv数を上げるコツのNG項目として「アイコンを変更する」というのがある。誰だか分からなくなる、というのがその主な理由だ。しかし、僕の場合はアイコンも何か分かりにくいし、ひらがな5文字の名前もあまり見かけないので、きっと大丈夫だろうとタカを括っている。
この企画のすごいところは、こうして個人がアイコンを変えて発信すると同時に、集まる場所が提供されていることだ。いわば”同じコスプレ”をした人が集まって、コメントする、そしてそのコメントにスキを贈る、この謎の連鎖がトランス状態を引き起こし、時間によっては気持ち悪・・もとい、4月1日であるからこその高揚感に包まれるのだ。
企画の概要はこちら。どうぞ、あなたも、今日だけです。#眼鏡オジサンになる日2022
眠れないならと、書き始めた投稿だったけれど、今日になってしまったので、このまま投稿することにする。いつもと違って、なんだか嫌な感じを与えてしまった方には、本当に申し訳ないけれど、今日が4月1日であることだけで、この企画に参加している。どうか、目をつぶって・・いや、メガネをかけていただきたい。
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