アイヌ語で“美しい”
向かって左側の動物は、イワトビペンギンです。では、右側の水鳥はどんな名前でしょうか。
正解は、エトピリカです。
アイヌの言葉では、”エト”は”くちばし”、”ピリカ”は”美しい”、そんな意味を持つそうです。
noteにはさまざまなクリエイターさんがいますが、ご自分で話を書く人はたくさんいます。しかしながら、書かせる人はなかなかいません。
その書かせる人が、ピリカさんという方なのです。ピリカさんの主宰するコンテストには100を超える応募があり、レベルが高い創作が集まっています。
個人的な感想ですが、コンテストは実は口実で、ピリカさんは審査をしながら、ご自身の決めたテーマで“書かせたい”クリエイターを探しているのではないかと思うのです。
そのメインとなる方法は、あるテーマについて、2人のクリエイターが創作を書く。
シンプルですが、同じテーマでもこんなにも違う話が書けるのかと驚かされます。違うことが価値である、そんな取り組みですが、最近、面白い試みがなされました。
2人のクリエイターが共作して、2話完結の物語を書いたのです。
驚くべきは、その世界観の一貫性。そして物語の自然さ。作者が違うとは思えない、でもどちらもクリエイターの味は消えていないのです。
前編と後半、ぜひ読んでみてください。
小説の醍醐味として、追体験というものがありますが、読み手はいつのまにかスーパーのバックヤードに立っているはずです。売り場を見回って、商品を並べて、お客さんから声をかけてかけられませんでしたか。
大事なことを教えられたような、そんな読み終わりになったのではないでしょうか。多くの読み手が、これから出会うような人たちが描かれていたはずです。
この投稿は、昨日に引き続いて、とある企画に参加しています。そんな企画の発案者である、たまごまるさんに、まるっと読んでいただきたい本棚はこちら。
ピリカさんが主宰するコンテストに応募したクリエイターさんたちが、ピリカさんから極秘裏に与えられたテーマで書く作品たち。(1作品およそ2,000字)