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憧れの、アグリー

Yes!I agree!

のアグリーではなくて、uglyのほうだ。

日本語にすれば「ダサい」になる。大柄の模様や古いデザイン、子どもっぽい色使いなど、それがダサいと呼ばれる所以はさまざまにあるが、単純に「かっこいいの対極」である。

ただ、どんなにダサい服でも着る人が良ければ、おしゃれとして成立してしまうから不思議だ。

この時期に合うネルシャツなどは、店頭で見るイメージ写真は、チェック模様のシャツを海外のモデルが来ており、明らかにかっこいい。

しかし、垢抜けない人(例えば僕)が羽織れば、アキバ系というか、そんな感じになってしまう。そんなこともあって、僕はチェックのネルシャツは着ない(何の話だ)。

何がきっかけか忘れたが、ダサいことが面白い、ダサいが集まれば楽しい、という風潮があることも分かった。明らかにダサいのだが、それを故意に着ていて、しかも楽しんでいることで、ある意味ではダサさが価値になるようなのだ。(そんなイメージの写真は、えてしてカッコいい人たちが登場しているのは、気のせいであろう)

具体的にいえば、ダサいセーターパーティーや、お揃いのダサウェアでテーマパークなど、その画像を見るにつけ「楽しそう」と思うのだ。

ダサいことは僕にとって、成長過程でかなり大きなネガティブ要素だった。端的に、馬鹿にされるとか、モテないとかいったことが嬉しくなかったからなのだ。

しかし、成長して結婚しているいまなら、ダサいことに寛容でいられるような気がしている。というか、寛容でなければやっていけない、というのが本音でもある。

ダサいウェアで、河川敷を走っていることは以前白状したが、かっこいいウェアのコストを払うよりも、相変わらず“楽ちん”さをとる自分がいる。

ダサいことを避ける姿勢と、ダサいことで楽しみたい欲が共存していることに、ようやく自分で納得しているのかもしれない。

職場で、各地で行われるマラソン大会の参加賞としてもらえるTシャツには、ダサいものがあるとの話題になった。

ダサいものを身につけて集まるパーティーがなければ着ない、という発言をした同僚がいて、それは、お揃いのダサいセーターを来てテーマパークで遊ぶ人たちも同じかもしれないと気がついたのだ。(まぁ、遊んでいる場所が良すぎるので、全く違うかもしれない。)

すると途端に、ダサいものを避けてきたが故に、身の回りにダサいものが少ないことに気がつき、ダサいものを手に入れたいという謎の欲が湧いてきたのだ。(それは個人的な価値観に基づくものだから、そもそもダサいものばかりの可能性は否定しない)

もちろん、わざわざ買うわけにはいかない。

できれば自然に、あるいは誰かから“気安く”プレゼントされたいなどと思ってしまったのだった。

そんな不毛な欲望を知ってか知らずか、とある知人から「これ、イベントで余ったものなんですけど、良かったら」と手渡されたものがあった。

それがこれ。

受け取った瞬間、

What a ugly it is !

てな感じだった。なんたる靴下!

白地が全て悪いわけではないが、白が多い。

上を見ると、明らかにこの時期にしか履けない期間限定文字がしっかりと編み込まれていた。メリーときたら、裏側はあれしかないだろう。

そして、コミカルなくるみ割り人形よ。

あまりにもリアルではシュールだし、かと言ってもっと可愛くても良かったのではと思う。色使いもある意味ではポップだが、クリスマスぅ?という感じがする。

反対側は、お茶目担当

めちゃダサい(個人の感想)。そして、とても嬉しい。これ誰か履いてたら二度見するだろうな、と思うような程よくダサい感じがよい。

手渡された時「ランニング用なんで」と付け加えられた。なるほど、どうやら僕のダサウェアを知っている者が裏にいるのかもしれない。(そんなわけない)

靴を履くと隠れてしまうが、靴を脱いだ時に、うわ!と二度見される足部分の色合いもどうぞ。

クリスマスカラー!!

憧れていたugly、手に入りました。
クリスマスシーズン、これ履いて走ろうっと(笑)

何度も言うけれど、とても嬉しいプレゼントをいただきました!ありがとうございました!




アドベントカレンダーやってます!

昨日は、あやしもさん。パネトーネという、この時期によく見かけるパンの話題。手作りを目の当たりにしているからこそ、その美味しさもひとしおでしょうね。おしゃれな投稿でした。

寒くなってきましたね。我が家、まだツリー出してなかった…!

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もつにこみ
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