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花火が上がると夏が来る

夏の風物詩といえば、花火大会もそのひとつ。我が家の子どもたちも、大きな花火を眺めては、歓声をあげています。

ただ、打ちあげ花火は音がとても大きくて、子どもたちがまだ小さいころは、その音を怖がってしまい、肝心の花火を見られないこともありました。

先日、稲城のお隣にある府中市で花火大会がありました。府中競馬場が毎年恒例で行っている花火大会、7月に入ってすぐ行われるため、東京の夏を告げる花火大会なんて言われ方をしていたりします。

そんじょそこらの自治体の花火大会とはスケールが違って、競馬場全体で音楽に合わせて様々な花火を打ち上げる、お祭りのようなイベント。

過去には松任谷由実の楽曲をテーマにしたり、ローリングストーンズの特集の時もありました。

ただ、僕たち家族は子どもたちがまだまだ小さいこともあり、家のそばの公園から、高く上がった花火だけを見ているだけ。音楽は聞こえず、実際にどんな花火大会が行われているのか全くわかっていません。来年こそは、競馬場に入らないまでも競馬場の対岸の多摩川から見たいです。

花火は見るたびにその技術の高さを感じるとともに、儚くてちょっと寂しくなります。あっという間の打ち上げ時間で、子どもたちも名残惜し・・・いや、競馬場の花火大会は違いました。

けっこう長いのです。1時間以上は打ち上げていました。終わったかと思って帰ろうとして、何度も振り返っては、元の場所に。

まん丸の伝統の花火から、バラの花びらのような形や、ハート、顔、指輪のようなものまで。みるみる色が変わって行ったり、最後にキラキラと輝いたり、次はどんな花火だろう、と飽きずに見られるのも花火のいいところです。

家の近所から見るとはいえ、楽しい気分で観たいと、帰宅前にジュースとお菓子を買って持って行きました。子どもたちは時ならぬジュースの登場に色めき立ち、夜の公園を走り回ることなくじっと花火を観ていました。

帰宅して、留守番していた妻に、真ん中の子が花火の形を報告していました。

「まんまるで、いろがかわったり、きらきらひかるやつとかあった。あと、ハート、ゆびわ、かお…あと、スネ夫」

え?スネ夫?妻と僕が同時に聞き返してしまいました。○○えもんではなく、スネ夫とは一体…。花火は角度によっては色々な形に見えるので、何かがスネ夫に見えた…のかもしれません。

今年も花火の音が聞こえる季節になりました。


大きな花火、大人でも子どもでも圧倒されます。音と光が聞こえてきそうなサムネイル、infocusさんありがとうございます。


#花火大会 #夏  

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