伊達の未来を明るくしたい
最近道東がまた賑やかになってきた。そうあのドット道東さんがまた何やら仕掛け始めたんです。
ドット道東さんのクラファンはとにかくすごい。ブルワリーを作る時のサポートの時なんで震えた。見せ方が上手い。伝え方が上手い。文字を書くと三文になり、話せば支離滅裂になるアウトプット下手もいい所の自分にとってはそれがとても羨ましく、悔しかった。結構。
すごくネガティブではないし活動は応援していたんだけど、道東のことをプッシュし切れない正直自分もいた。だって悔しいんだもん。自分には能力ないけど。そして自分の地域が好きだし一番だとも思ってる。それがすごく上手く見える化されていたドット道東は眩しすぎました。
去年NHK北海道さんの「ローカルフレンズ出会い旅」という番組の特番収録でドット道東の代表タクローくんとも共演したのですが、そこでビジョン的なものを掴めると期待していたけどタクローくんの口から出た言葉で印象に残っているのは「やることをやる」だけ。自分の中ではめっちゃ肩透かしを食らって、でもゆっくり話せなくて、どこか煮え切らない気持ちもずっとあった。
そんな中で出てきたnote記事がこれ。
また後頭部を殴られましたよねwww
でも何かスッキリした部分もあって、ビジョンが似ていたり置かれている状況に重ね合わせられるリアルで地続きな記事が連発されていた。(相変わらず上手すぎる。)
そうだよな。
道東のみんなも僕らと同じようなローカルの課題やジレンマを抱えていて、変えようにもなかなか変わらない現実に立ち向かっていた仲間だったんだよなって心の底から思った瞬間がありました。(いつも勝手に想いを馳せてしまって申し訳ない限りです)
そして目に入った謎のタグのついた記事。
はらちゃんの「#じゃない方の未来」
そして間髪入れずにこれ。
上手く言葉にはできないけど、色んな歯車が噛み合った感覚はありましたた。これを書くことで特に何もならないし、むしろなんやコイツってなりそうだけど、でも素直にnoteを書きたくなりました。
そう僕も似たようなジレンマに立ち向かっていたんだ。ドット道東さんの足元にも及ばないけど、自分のやり方で自分なりのベストを出してきた。なぜそこまでやろうと思ったのか、今書けるビジョンを形にしたくなった。だから書きます。
・結局変わらなかった現状
京都から地元の伊達に帰ってきて4年が経った。自分のできる限りのベストを尽くして、四方八方に変えられるところは手当たり次第に変えていった。自分の職場の課題、地域の課題、やれることをやれる所から。
確かに前には無かったよねっていう現象は沢山起きた。お陰で仲間も増えたし、人が徐々に集まってくれるようになってきた。これは素直に嬉しい。でも本流が変わることはなかった。
変わりたくないバイアスが元々人間は強いけど、ローカルはもっと強いバイアスがかかる。何なんだろう、あれ。今まで地域で頑張り尽くしたおじいちゃん、おばあちゃんにはとても頑張れなんて言えないけど、同世代でも変わらない事実はある。(それぞれに事情・理由があるのもすげえ分かる)
でもオンラインで変化が見える今は「変わらないこと」がリスキーとしか思えない。それにオンラインで色々見える立場としては「この人たちが知らない間に変わってしまっているんだろうな」なんて思うともどかしくてならない。
それは道東も似たような変わらない状況があるのかもしれないけど、見せつけるように変わっていく道東の姿はやっぱり羨ましくてならなかった。
・だからこそ明るい未来を描きたい
そうは言っても道東のメンバーは伊達には来てくれない。だから自分は指咥えてボーッと見てるのはイヤで、じゃあ何ができるかと言ったら、夢を語るだけじゃなくてやること。未来を描いて、どんどん実現していくことかなぁと思う。
去年、高校生とグループワークをしてきた時に感じた。街で色々と活動する人に質問をするんだけど正直「授業だから考えた」感があったんですよね。それを象徴するのは「伊達にいて楽しい?」って聞いたら誰も手をあげなかった時かな。
でもそれは決して悪いことだとは思わなかった。自分も今高校生だったらそう思うかもとも思ったし、なんでもっと楽しい未来を大人は描いてやらないんだよって思った。自分に対してもそう思った。まだまだ楽しいものを見せられていないんだなって反省した。そして悲しくなった。
伊達に生まれた若者はこの地域の未来に夢も希望もなく生きるのかと。もっと地続きな所で楽しいことやっている大人になりたいって思った。まぁ大人なのか子供なのか自分でも分からなくなるけど。
・やれることをやれる所から
ただこの目次のような所に落ち着かせてくれたのはタクローくんだった。
ビジョンを語ると見せかけて、根っこは本当に地続きな人だと改めて感じた。だからこそ憎めないし、むしろリスペクトしかない。フォロバはされてないけどね!
でもこう言われて気持ちよく腑に落ちた。誰かの背中を追いかけても身の丈に合っていない感がある。程よい背伸びをしながら、気持ちよく、楽しく、自分が夢中で出していけることを世に出しながら、少しずつやっていきたい。世の中をガラッと変えるんじゃなくて、少しづつでいいから歯車を回していこうと思った。
自分にできることは常人より少し毛の生えたようなクオリティでやること。色んな人をつなげること。今まで伊達には無かったようなエンターテイメントを提供すること。とにかくやれそうだったらやる。結局やるかやらないか。
だから俺はやる。
ドット道東じゃない方の未来も明るく描いてやる。そしていつかは道東の人たちを驚かせたいなあ。
なんだか褒めてるんだか、ディスってんだかわかりにくい文ですみませんでした。ただ僕なりの最大限のリスペクトを込めて書きました。
最後にもう一度ドット道東さんのクラファンやっています。行けるところまで行ってくれ!