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江戸メシ 太田記念美術館
近くに用事があったので、ついでに行ってきました!
太田記念美術館は前から気になっていたので
念 願(*・ω・*)
最終日だったので混雑していたように思えます。
いつもこうなのかしら…
展示内容を大雑把にすると
1階は食べ物の浮世絵
2階は食べ物のある風景の浮世絵
でした。
例えるなら
1階には寿司を食べてる人の絵があって、
2階には料亭で宴会している人達の絵があるようなイメージです。
以下に気に入った浮世絵をまとめます。
数週間前+撮影禁止だったので、記憶が朧気ですが、その分強い印象に残った絵が厳選されております!(?)
1.双筆五十三次 神奈川
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173159186/picture_pc_757b91cf063d1eccfbfae3f179a5f08b.png)
この浮世絵は、参勤交代時のような格好をした男が、槍を持ちながら団子を食べつつ、女物のカツラを付けている絵です。
↑ほとんど解説そのまま!!!
なんなら、解説の最後に、状況がよく分からないと書かれていました…
ちょっと、インパクトが強すぎて、他にも様々なメシがあったはずなのに
今回は、この男性のことで頭がいっぱいになって帰りました。
こんな姿のくせに風格がありすぎるだろ、、
ちなみに、こちらの浮世絵は江戸東京博物館も所蔵しているらしく、そのURLを引っ張ってきました(来年の営業再開楽しみぃ)
☆ちなみ、双筆とは
二人の浮世絵師が一つの作品を競作したものをいう。
現代語で言うと、合作かしら?
☆ちなみに、双筆五十三次(そつひつごじゅうさんつぎ)とは
三代豊国(歌川国貞)が人物を描き、歌川広重が風景を描いた、合筆の「東海道五十三次」です。
江戸後期に「豊国にかほ(似顔)、国芳むしゃ(武者)、広重めいしょ(名所)」と評されるほど名をあげていたスター絵師の歌川豊国と歌川広重。豊国は、役者絵や美人画などの人物画を描かせたら右に出るものはいないと言われていました。また、『東海道五十三次』や『名所江戸百景』で世界的にその名を知られる広重は、風景画の大御所としてその名を天下に轟かせていました。
なるほど〜豪華だ、、、
こんな……
豪華な合作で!?
不審者を!?
!?
2.不明
メモとかしておけばよかった💦
ここで書きたかったのは、料亭の絵です。
しかし、いわゆる宴会中の広間ではなくて、
料亭1階の川沿いの様子です。
川沿いの船着き場には、船で来た客がいて船に居るままで料理を購入し、女中さんが船に料理を運んでいる様子でした。
ちなみに、料亭の裏側から川沿いの船着き場は、そのまま繋がっています。船着き場と言っても、言葉からイメージするほどしっかりした足下ではなく、ほとんど板の上(?)を女中さんは歩いて船まで料理を運んでいます。
…仕組みを例えるなら、マクドナルドのドライブスルーでしょうか……?
この浮世絵を見て、現代の安全意識の中では成立しない景色にグッときました。
お盆で料理を運んで、川に浮いてる小舟に手渡しするのですもの。
危ないっ
でも、粋ですよね。
船に乗ったまま通りかかった料亭で料理を用意して、そのまま名所まで漕ぐみたいな。
素敵〜
最後に
2週間くらい前に行ったので、書くのが少し難しかったです!!早く手をつけるべきでした…
江戸メシの感想総括としては、
食べ物が今と全然変わってないことに嬉しさがありました。
江戸時代から受け継がれてる“メシ”を食べられる幸せを噛み締めよう…( ˘ω˘ )
p.s.今年は大河ドラマの影響で、たくさん浮世絵の企画展示があるのが楽しみですね。