息子氏の気持ち
ちょっと前に
Facebookの記事で
友人が息子さんに
「なんでお父さんとお母さんは結婚しようと思ったと?」
と聞かれたらしく
そのことについて書かれていまして。
結局、それは人それぞれなんやけど
うちも同じ事を息子に聞かれたことがあって
(ちなみに「なんで離婚したと?」も聞かれたww)
「そん時はすきやったんやろたい!」
て言ったら
「もうちょいよー考えたらよかったのに」
って言われた母でございますw
それがなければ
きみたちは生まれてこなかったんだよ★
と言ったし、実際そうなんやけど
「もうちょいよー考えたらよかったのに」
何気ないやりとりに聞こえるが
その言葉には色んな気持ちや意味が込められてんだなと思った。
お父さんがいないことで寂しい思いをした。
なんでうちは周りと同じようにお父さんがいないんだろう。
学校の行事のとき。
おでかけするとき。
新しいお父さんと家族ができたと思ったら違った。
傷ついた。
最終的に
「もうお父さんはいらない。
どうでもよくなった。」
と言った息子。
子どものほんの願いを
失望という形で諦めさせてしまった。
そして
思春期に入り
いろんな壁にぶちあたったり
いろんなしがらみや世の中の理不尽なことにぶちあたり
自信をなくしたり
生きている意味とか考えたただろうし
片親ゆえに肩身の狭い思いをしたし
色んな要因が重なって今があるわけだから
そうすれば
親のせいにもしたくなる。
子どもからしたらこんなこと望んでもないだろう。
精神論ではいくらでもいえるが
その時はそういう気持ちだった。
自分がそうだったから。
自分がそうだったのに、我が子にも似たような思いをさせたのは事実。
「もうちょいよー考えたらよかったのに」
それに対して
冗談を含めた前向きな言葉を言って
自分にも子どもにも気持ち切り替えてこー!
と、もってくことはできるけど
自分が今前を向いてるからといって
子どもの奥深くに刻まれてる気持ちは置き去りにしたくはないところはある。
あって当たり前の両親と周りの大人たちの愛情
と安心感はワタシももらってないし、
歪んだ愛情をこれが愛だも押し付けられても受け取らないし、これからもない。
砂漠に水場を求めるようなもんでそれくらいの無い物ねだり。
いい意味で諦めの境地w
でも
人生はまだこれから
親が全てではないこと
世の中には血は繋がってなくても自分か安心できる居場所はあるし、作れること
世界は広いこと
知ってほしいと願うばかり。
がっかりすることも悲しいこともあるけど
それが全てじゃない。
でも、なるべくそうならないような未来を
ほんの一部かもしれんけど作っていくごとがんばるよ。
そしていい加減見る目を養いますw
母も成長していきます
ごめんなさい🙏
「お母さんと妹が幸せやったらいいよ」
と言ってくれたその気持ちを台無しにはしないぜ。
少なくとも
きみたちが我が子でよかったよ。
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