在職中に面接時間を確保する方法
お疲れ様です。もなきです。
転職エージェントをしたり、スタートアップ企業の採用のお手伝いをしたり、採用動画のプロデュースをしたり、YouTubeをしたりしています。
猛暑日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?お盆休みの帰省ができず、ご自宅でゆっくりされている人も多いかと思います。暑さ対策とコロナ対策をして、歴史的な夏を乗り切りましょう。
さて今日は「面接時間を確保する方法」について書きます。
過去に転職活動をした人、もしくは今転職を考えている人は「面接時間の確保」について、苦労した人も多いかと思います。
以前のnote(↓)でもお伝えしたのですが、今のご時世、どれ位の期間で転職先が決まるのかも不透明なので「次が決まってから辞めるべき」です。なので、在職中に転職面接の時間を確保するということは必須になってきます。
しかしながら、在職中だと日中は仕事が忙しいし、時間確保がしんどいですよね。
そこで、今回は僕がこれまで出会ってきた、転職活動中の方から聞けた実際の情報を元に「転職面接の時間確保の方法」を10個洗い出してみたので、時間の確保に苦労している人は、是非最後まで読んでいただけると幸いです。
①有給の活用
まずはオーソドックスに有給の活用です。
うちの会社は有給の申請が厳しくて実際は取れないよ、と弱音を吐いてしまう人もいますが、有給は権利です。入社から6ヶ月以上経過している人に対しては、会社として支給しなくてはいけません。今、自分がどの程度有給を残しているのか、申請時にはどのような手続きが必要なのか、また、可能であれば、自分の同僚で転職した人は転職活動の面接時に有給をどのように申請していたのかや何回くらい申請したのかなどを聞いておくようにしましょう。
実は、あなたが心配しすぎているだけで、2~3回であれば問題なく有給が取れたという人も多いです。
②時差出勤の活用
会社によっても異なりますが、出社してから●時間後が定時、という会社の人は、これを活用する人が多いです。
例えば、10時~19時で勤務しているけれども、8時出社をしたら17時が定時となるケースです。17時に仕事が終わったら、うまくスケジューリングすれば、17時半開始と19時開始で2回の面接を受けることも可能です。
その分早起きが必要なので夜の面接は疲れるかもしれませんが、これを機会に朝型のワークスタイルに変えてしまうのもありだと思います。
③WEB面接の活用
これは、もはや昨今ではかなり当たり前になってきましたが、WEB面接を活用することです。
移動時間も削減でき、PCと場所を用意できればすぐに面接モードに入れるため、以前に比べると面接時間の確保可能性が高まりました。
ただし、カフェなどでは周りがうるさくて実施は難しいので、可能であれば自宅で受けましょう。どうしても難しければ、一次利用可能なコワーキングスペースを近くに探しておくなどするようにしましょう。
中には、カラオケボックスや漫画喫茶で面接を受けていますという猛者に出会ったことがあるのですが、カラオケだと隣の人の歌声が、漫画喫茶だとあなたの個人情報が気になってしまうので避けたいところです。
④ランチタイムの活用
面接を受ける企業が現職から近かったりすると、ランチタイムを活用することも可能です。
目安としては、タクシーを使えば10分以内でいける会社であれば、40分程度の面接は実施することが可能です。
「え、昼飯はどうすればいいの?」という人は、あらかじめタクシーで食べられるように、ウイダーインゼリーなどの軽食を用意しておきましょう。また、面接を何時までに終わらせる必要があるかを、面接前の調整時と、面接の冒頭であらかじめ伝えておくようにしましょう。
⑤家庭事情の活用
これは、正直あまり多用はしたくないというのが本音だと思いますが、実際には使っている人が多いです。
・子どもが熱を出して病院に連れて行く
・親族の調子が悪くお見舞いに行く
ウソをつくことになるので、心が痛みます。お子さん、体調良くなった?などと優しい言葉をかけられるとより一層です。どうしてもの時以外は使わないようにしましょう。
⑥面接ハシゴ作戦
場所を起点に面接を集中させるという方法です。
例えば、一概には言えませんが、IT系のベンチャーは渋谷や五反田辺りにある会社が多いので、受けている会社が密集していることも少なくありません。
なので、仮に有給や半休を取れたとしたら「実はその日に渋谷にいる予定があるのですが、●時~●時の間でお時間いただくことは可能でしょうか?」と依頼すると、綺麗にパズルのように面接が組めることもあります。
⑦営業アポ作戦
これは、僕が前職で「営業経験者」の方をターゲットにした採用をしていたことが多かったので、よく聞くパターンでした。つまり、営業の訪問に行っている体裁にして、面接に来ているパターンです。
これは「そこまでして面接の時間を確保してくれてありがとう」という気持ちの反面、ちょっと心配になってしまいます。実際に「今日の商談どうだったの?」って聞かれたときになんて答えるの?と思っちゃいます。
余談ですが、本当に自分の会社に営業に来た体裁にしているという候補者の方には、僕はその方に申し訳ないので、面接の後半10分位を使って、実際にサービスを提案してもらうということをしていました。これは、その方の営業スキルも見ることができるし、ちゃんとその方が会社に戻ったあとに報告もできるという意味で、WIN-WINだったかなと思っています。
⑧土日の面接
これは、正直あまり多くはないかもしれないですが、一度聞いてみてもいいかもしれません。
例えば、企業によっては採用イベントを土日に実施したりしていることもあります。そんな日は、イベント以外の時間で以外と空き時間がある(ヒマしている)こともあり、その時間をうまく面接に当てはめてもらうというやり方です。
ダメもとで、土日に面接官の出社タイミングがないかは聞いてみるようにしましょう。
⑨残業時間多過ぎアラート
これは、ちょっと上級すぎるテクニックかもですが「うちの会社は月の残業時間が●時間を超える予測値が出ると上長にアラートが上がるようになっているので、月の前半で集中的に残業をして、月の後半に調整の有給を撮りやすいようにしました」という強者の方がいました。
まあそこまでしなくてもいいと思いますが、現職での本業をきちんと頑張り、成果も出せていると、有給の申請を出した際も上長は別に何も言わないことは多いのが事実です。転職するとしても、現職は現職。勤めている間はちゃんと向き合って仕事しましょう。
⑩体調不良作戦
これは本当の本当に、最後の手段で…言いたくはなかったのですが…当日の体調不良でのお休み取得です。
⑤の家庭事情と同様ですが、やはり「ウソをつく」のはイヤですよね。同僚やお客さんとの打ち合わせなどがあればそれもリスケしなければいけないし迷惑はかかります。
でも、どうしても転職活動の終盤で、最終面接が複数社重なり、1日休みを取らざるを得ない。でも、色々なカードは使い切ってしまった、ということは起こりえます。そう言うときに、自分が風邪を引いてしまったという奥の手を使う方は多いようです。
ただ、現在はコロナウイルスの件もあって、むやみに「熱を出した」と言いづらいと思います。以前は、用意周到に前日からマスクをして、体調が悪そうに咳き込むなどをしておく、という演技をするという人もいたのですが、今それをやるのはやめた方がいいですよね。
あとは、細かいようですが実際に病院に行っていないことは保険などの関係で調べようと思えば分かってしまいます。病院に行くほどではないけど大事を取ってお休みを取る、くらいのほどよい話が通用するには、もう少し時間がかかりそうですね。
まとめ&お知らせ
はい、ということで、今回は「面接時間を確保する方法」を10個挙げました。正直、あまりおすすめできない方法も含めてしまったのですが、できれば有給の取得や、終業後や土日などの業務時間外の活用というオーソドックスな方法で、時間確保をしていただくにこしたことはないと思います。
どうしても転職活動の面接調整をしなければいけないけど何て言えばいいの、という時に、今回のnoteを思い出してもらえると嬉しいです。
最後にお知らせです。
僕は普段、知人からの紹介や、このnote、YouTube、Twitterなどを見て個別にご連絡をしてくれた方のみ、月に新規で5名限定で転職エージェントとして転職のお手伝いをしています。1人1人のキャリアに向き合って、丁寧に支援しているので、もし一度話してみたい方はお気軽に以下のフォームまたはTwitterのDMなどでご連絡いただけると幸いです。
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※以前↓のnoteでも書きました。
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今後もこのnote(名もなき転職マガジン)では、転職やキャリアにまつわる話を発信していきたいと思います。尚、このnoteで配信している情報は、YouTubeで先んじて配信しています。週に2回くらいの更新ですが、ぜひそちらもチャンネル登録いただけると嬉しいです。
▼今回のnoteの内容について話した動画
それでは、よい一日を!
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