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旅先からそっと持ち帰る「いいなぁ」の後ろには「現地のひと」がいる
最近、ちょこちょこ旅に出る機会があって、あーやっぱり旅っていいなぁ…と感じています。
何がいいって、非日常なんですよね。
わたしが旅をする目的の多くは、その土地にあるものを見に行くという、いたってシンプルなもの。それはそれで、もちろん満喫します。
ただ、わたしが旅をして、いつも「いいなぁ」と感じるのは、その土地で出会う人たちなんです。
都市部に住んでいるわたしが見ると、その人たちからは独特の空気感がかもし出されている気がして。
都会の忙しさに気付かされるとともに、毎回ほっこりした気持ちになって帰ってきます。そして、なんだかいつまでも忘れられない。
今でも印象に残っているのは、こんな人たち。
😝配膳を間違って「アタシったら、アンポンタンねっ!」と名言を残す仲居さん。仲居さんの動きは、まるでサザエさんを見ているかのようでした。
😎マフィア映画に出てきそうな、ハンガリーのイケおじガイドさん。毎回、自由行動の時に「それでは…スタート(ニヤリ)」とカタギの人じゃなさそうな表情をキメておられました。一体なんの仕事をしているのでしょうか(ガイドです)
このイケおじガイドさん、案内中クシャミをしたお客さんに、すかさず「お大事に」と日本語で言っていて、西洋文化だ…と妙に感心してしまいました。
🥐ツアーに組み込まれている名物のパン以外に、オススメのパンも追加で客に振る舞ってしまう太っ腹ガイドさん。ツアー中に訪れたお店で、お気入りを見つけたのか、自分用の食器をゲットされていました。お買い物好きなんだろうなあ。自由。
🥷忍者テーマパークのお兄さん(忍者扮装)。手裏剣の投げ方を教えてくれたのですが、語尾にボソリと「…ニン」。こんなに派手に忍者の格好をしておいて、めちゃくちゃシャイじゃないか。
🏯この忍者テーマパークに行く前に電話で問い合わせたのですが、応対した人の語尾は「ござる」でした。徹底した世界観。
なんというか、期待していた景色とは別に、現地の人との出会いによるサプライズが待っている感じで。こういう人たちから、いつもとひと味違う体験をおすそ分けしてもらえたような感覚になります。
観光名所を訪れたら、その場に立って感じることは、もちろんあるけれど、すでに下調べでなんとなく見聞きしたりしていて。確認作業に近いぶん、よっぽどのことがない限り、驚きは少ないのかもしれません。
でも、現地の人のことは、ガイドブックではわからない。偶然その場で出会った「ほっこり」をそっと持ち帰るから、余計に印象的なのかも。
次の旅では、どんなおもしろい人に出会えるでしょうか。
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