『 続・あなたは醜い僕が好き 』 (短編小説/超短編小説)
彼女が振り向いた。
僕が醜さを吐き出して
やっと彼女が振り向いたんだ。
僕の醜さに興味を示してくれた君に
僕はなにも差し出せないでいる。
「 僕は、醜いわけじゃないんだ。」
そう告げると、
彼女はまた僕を無価値の物として
進みだした。
待ってよ、わかったよ。
待って。
僕は、こんなに醜い奴なんだ。
君の為なら、
なんだってするよ。
彼女が振り向いた。
僕が醜さを吐き出して
やっと彼女が振り向いたんだ。
僕の醜さに興味を示してくれた君に
僕はなにも差し出せないでいる。
「 僕は、醜いわけじゃないんだ。」
そう告げると、
彼女はまた僕を無価値の物として
進みだした。
待ってよ、わかったよ。
待って。
僕は、こんなに醜い奴なんだ。
君の為なら、
なんだってするよ。