注射イヤ・・・。その沈黙が緊張を増幅させる
ワクチン接種をかかりつけのクリニックで受けました。最初はオンライン予約をしようと試みたのですが、予約開始日の朝、予約サイトになかなか繋がらなくて、受付開始から20分後にようやく繋がったと思ったら、予約枠が全部埋まっていました。まじか！
ワクチン予約はプラチナチケット？
こんなすぐに枠がなくなるなんて、人気アーティストのプラチナチケットか何かでしょうか。
ワクチン不足が深刻化していた8月。
ワクチン接種の予約受付を一時的に中断までしていました。
自衛隊の大規模接種はすぐに受付終了になってしまう。
自治体の大規模接種もソッコー受付終了。
ダメもとでかかりつけのクリニックに問い合わせをしてみたら、日時の指定不可、キャンセル不可、それでもよければ申し込みを受け付けると言われ、「全然大丈夫です！よろしくお願いします！」と、なんとか1回目、2回目の予約をすることができました。
沈黙の待合室
1回目接種日の当日、予約の時間より15分程早めにクリニックへ行き中待合室へ通されると、等間隔に椅子が6脚置かれていました。
先に男性が１人座っていたので、私は隣の2番目の位置に着席。
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しばらくして女性が１人やってきて、私の隣の３番目の席に着席。
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もうしばらくすると女性が１人やってきて、4番目の席へ着席。
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く、空気重っ。
誰か喋って〜。
みんな知らない赤の他人同士なんで、気安く「今日は何回目ですか？私は1回目なんですよ〜」なんてお喋りはありません。
一様に空を見つめ(-_-)・・・・・・。
看護師さんが何やら準備をしているカチャカチャという音だけが響きます。
ヤバイ。めっちゃ緊張してきた。
おそらくいま座っている4人全員が緊張してると思われる空気感。
そこへ男女２人（ご夫婦とお見受けしました）がやってきて、5番目と6番目の席へ着席。
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会話しないんかーい！
わかりますよ？この異様に張り詰めた空気の中で会話するのも結構勇気いると思います。
最後にやってきた２人も・・・・・・。
ファイザーのワクチンは注射器に薬液が残るロスをなくす特殊な注射器を使用すると、１瓶で６回接種が可能なので、このクリニックでは無駄が出ないように同じ時間帯に６人の予約を入れて効率的にワクチン接種を行なっています。
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横一列に６人が並んで座り、ダンマリを決め込む沈黙地獄。
早く時間になってくれ〜！
この沈黙がツライ。空気から緊張が伝播し増幅される。
伝わるでしょうか？この異様な緊張感。
とにかく早く終わらせたい
ひたすら「早くして！」「早く順番来て！」と願いつつ、緊張がMAXになったところで一番最初に座っていた男性が呼ばれました。やった、次は私の番だ。
そしてようやく自分の名前が呼ばれ、診察室へ。
「〇〇さんですね、はい、肩の力抜いてね〜」
注射器を直に見たくないので顔を背けてしまうところは小学生の頃から進歩なし💦
チクッ
「はい、終わりましたよ〜」
え？もう終わり？インフルエンザのワクチンより全然痛くないんですけど！
あの緊張はいったい何だったのか・・・。
無駄に緊張して損した気分。でも痛くなかったから、ま、いいか。
それから外待合室で15分ほど様子を見てから「ありがとうございました〜」とクリニックを後にしました。
この帰り道、でっかいキノコが生えてるのを発見して浮かれてたらエライ目にあったのでした。
１回目の副反応は腕の痛みと全身の倦怠感がありました。
結構だる〜い感じでしたが、熱や頭痛は出なかったので良かったです。
そして２回目
１回目の予約からきっちり３週間後に２回目のワクチン接種となりました。
２回目も１回目と同様で、中待合室に通されると椅子が横一列に並んでいて、早くきた人から順番に着席していきます。
すでに2人が座っていたので、私は3番目先へ着席。
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次に女性が1人やってきて、私の隣へ着席。
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最後は前回と同じご夫婦？かは不明ですが、男女がやってきて5番目と6番目の席へ着席。
「◯△◇※％★」
「☆⁂◯％↓ゝq」
会話の内容までは聞き取れませんが、何かしらの会話をしてました✨
誰かが会話してる、たったそれだけで沈黙地獄からの緊張を回避することができましたよ。
1回目の沈黙の重たさといったらなかったですからね。
よく病院の待合室にはクラッシックやオルゴールとかのヒーリングミュージックが流れてたりしますが、あれって地味に結構効果あったのかも？と思いました。
できたら外待合だけじゃなくて、中待合にまで音楽流れるようにしておいてもらえると嬉しいです。
やっぱり出た副反応
２回目は緊張することなく、サクッと済んで問題なく帰宅。
接種から半日程度経った頃から腕が上がらなくなりました。
何となく１回目の時よりも副反応出るのが早い気がします。（※あくまで個人の感想です。）
翌日の朝から全身の怠さ、発熱、悪寒、時折肋骨付近に電気が走るような謎の痛みが出て完全にダウン。
この謎の痛みを活きのいい悪寒と表現している記事を見つけたのですが、私もまさに魚の如く毛布にくるまりながら跳ねてましたww。
すでに２回目のワクチン接種を終えている夫から「2回目の副反応は結構きついよ〜」と聞いていたので覚悟はしていたのですが、なかなかキツイ。
丸２日間寝込んでしまいました。
ファイザーのワクチンだったので、もしかするとブースターで３回目も受けないといけなくなるんですかね。
注射がイヤというのではなくて、活きのいい悪寒がイヤ過ぎる。
もう魚みたいに跳ねたくないよーーーーーーー！
みんなのギャラリーより黒猫T郎さんのイラストを使用さていただきました。
ありがとうございます！
最後まで読んでくださりありがとうございます！