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久々官公庁からクソヤス家具案件きたし土曜日なのにいつまでたっても事務作業終わらないからたまには業者が喉元まできてる本音を書き連ねておきますね

普段はお役所様から家具の話がきて、安く安くって言われてもハイハイと無理なく処理したり逃げたり上手に対応するんですけど、今日は昼から事務作業して全然終わらない量があるし何ならメールも来てさばいてもさばいても次々来るしたまには出入業者がメールの返信で思いとどまったお気持ち表明しておきますね

家具案件とは

オフィス事務用品も扱う当社、たまに国、県、市から机や椅子などの家具を扱う案件の相談が来ます
コクヨとか、ナイキとかウチダとか、そのあたりですね

最近の事情

ひと昔はまだしも最近はお役所さまもお金がないので、ネットで見かける家具が目に付いちゃうんですね。これをいつもの業者から調達してしまえば安く買えるうえに、書類手続きはいままでどおりでできるって寸法です

ネットで買える家具は面倒な書類や細かいマネジメントをしてくれない(だから安いんだけど)でもこれをいつもの業者から買えば解決★ミとなるわけです

沢山見送ってきた

墓場

いままで価格競争に頑張った挙句死んでいった仲間たちを沢山見てきました。ここ10年でも1,2社どころではありません。当社は小さいから人件費も大したことないですけど、家具専門の小売店なんて人数多いし首にはできないし、社会保険料はどんどん増えていくし大変です。死にます。

細かい話は割愛しますが中小規模の会社は価格競争しちゃだめだし、できないんです。するなら規模を大きくするしかない。これを理解できない社長さんがクライアントの要望に無理に答えて死んでいくんです。

当社はできるかぎり頑張るけど無理はしないし見送り三振はよくする

当社はどうしているかというと、要望になるべく近い回答を出しますけど、要望に沿わない場合は遠慮なくよそから買ってと補足しています
どうせね、10年前買った椅子で問い合わせ来るんですよ。彼ら台帳持ってるんで、昭和、平成に買った椅子とかも聞いてくるんですよ。もちろん無視はできませんし、建前だけでも現場部署は見に行かないといけません。これもコストかかってるんですよ。弁護士ならこれでいったん請求きます

毎日現場部署の椅子を見に行くと思ってください。ぞっとするでしょう

作ったメーカの方が倒産してたりする時代なのに私は見に行かないといけない。コスト大きすぎる。

調達に慣れてない人だったりすると「他社から買った安い椅子なんだけど、そこ倒産しちゃって…。代わりに見て可能なら修理してくれない?」ってなるんですよ。

価値観だけは従来通り物を大事にするのに調達だけ現代風に安くとろうとするのは本当に困る。でも彼らも彼らで予算が全然増えないしでも業務は増えるし、片づける場所はないから廊下まで書類が散乱してるし下手したら廊下で仕事してる人いるし、大変なのはわかるんです。でもこちらも大変なんです。

だから、最低限ボーダーは引いておいて、「これ以上は知らん」をしないと販売管理費で結局死ぬんですよ。そこで無理に付き合う業者がいるからお客様も勘違いしちゃうし死んじゃう

推敲はしてません。

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