インド占星術の風の星座について
みなさん、こんにちは。
インド占星術研究家のもなです。
今回はアセンダント星座の風の星座についてご紹介します。
私は水の星座のため、風の星座はなかなか理解が難しく、まとめるのが大変でした・・(T-T)
ちょっとエレメント同士の相性のお話をしますね。
・水×風 は正反対の性質で、基本的には相性があまり良くないという事があります。水は星座の人は感情論ですが、風の星座の人は感情には結構ドライで理屈で話すイメージでお互い理解しづらいです。
・火×土 も積極性と堅実性の真逆の性質で価値観が異なり、お互い理解が難しく、相性はあまり良くないですが、お互いに足りないところを補う事が出来るため、お互い歩み寄る必要があります。
・同じエレメント同士は性質が同じなので相性が良いです。(お互い溶け込むイメージ)
・火×風 (風で火がさらに強くなったりするイメージ)で相性が良く、
・水×土(水が土に浸透して草木が育つイメージ)の組み合わせも、
お互い助け合っていけるので相性が良いです。
・水×火 はバランスを取る必要がある相性(まあまあ)ではありますが、お互いの違いを尊重、理解し合えば良くも悪くもなります。
バランスが取れれば、水は火を適度に抑える、火は水を暖めるイメージ。
バランスが崩れると、水は火を完全に消す、火は水を熱湯で蒸発させる。
・土×風 もバランスが重要で、お互いの違いを尊重して理解し合う必要があります。
バランスが取れれば、土は元素で宝石をつくるし、風は草木(土)の種を運んで緑豊かになるイメージ。
バランスが崩れると、洞窟に空気が通らなくなり息苦しくなり、風が強すぎると岩が吹っ飛ばされるイメージ。
余談ですが、うちの父は風で、母は土の星座です。離婚しています。
父がやっていた事業が傾いた時、お金で苦労したらしく、
父は経営を立て直すために家族にかまうことはなく、
母は子供のために安定したかった、というのでバランスが崩れたのでしょう。いつもケンカばかりしてうんざりしてた、と姉が言っていました。
知人のご両親は火×火の星座ですが、
お父様の事業が傾いて、お金で相当苦労していると聞きましたが、
なんとか一緒に立て直そうと、同じ会社でどうにか仕事をこなしてらっしゃるそうです。(ちなみに無給らしい・・)
子供の状況も人も違うし、まだ離婚していないだけ、かもしれませんが、
こういう窮地に立たされたときに相性(同じ方向を向けるかどうか)って大事なのかもな・・と思います。
相性があまり良くなくても、良くなるルートがある、お互いにないものを補える関係なのだ、と知っていればあまり怖くないですよね!
やはりパートナーであれ、個性を知っておくことは大事です。
そして、これらのエレメントは四大元素と言われており、
紀元前5世紀から19世紀頃までヨーロッパでは世界を構成する元素と信じられてきました。
医学や錬金術などに影響を与え、
隠秘学や魔術の研究をしていた、黄金の夜明け団のメンバーが作成したウェイト版タロットカードにも四大元素エレメントが書かれています(絶対なんか魔術的な何かあるやん・・。)
インドのアーユルヴェーダや、中国の五行思想にも同じような思想があり、日本にも現在は風水として陰陽道が伝わっていますね。世界中で同じものが発展するというのは、ミステリアスで興味深いです。
アーユルヴェーダもインド占星術も5000年以上の歴史があるんだとか。
ちなみに5000年前は人類が狩猟から農耕や牧畜で定住し始めた頃。
すげー!!
さて話を戻しまして、風の星座の方は革命家だったり、スマートなインフルエンサータイプの方が多いですね。時代を変えた人が多い気がします。
ではご紹介していきます!
風の星座の基本性質
風のエレメントは思考を表す。
風(思考)は世界が広がる、拡大する、気づきを得るというエネルギーを持つ。
拡散する力(噂・情報・ニュース)というのが基本資質で、
情報知って世界観が変わる、世界が広がるという言葉のとおり、
思考が駆け巡るのが風のエネルギー。
スプレー缶を押すとプシューッと吹き出すようなイメージ。
同じ空気を吸うと考えが似てくるという通り、
講演会やクラスの授業、家族など、同じ空間にいて同じ空気を吸うと思考が似てくる性質がある。
長所
インフルエンサーのような広告性質、情報通、機知に富む
いろんな空気が混ざると空気が変化するため、
順応性・適応性があり、変化に強い。
空気が変わったということで、可変性がある。
自分の空気感を出す、という言葉でオリジナル姓・風変わりでありながらも、自分で流行らせるというのも風のエネルギー。
コミュニケーション、社交性、バランスの取れた、オリジナル性
短所
おしゃべりが過ぎる かんがえがまとまらない
風がなく空気がよどんでくると神経質 表面的な関係 表面上を気にする
軽すぎる 呼吸が浅い 煮え切らない 風変わり
風のエネルギーを増やす方法
処方
・散歩
・森林浴
・扇風機
・飛行機
・スカイダイビング、
・高層ビル(高いところは風のエネルギーが多い)
・ジェットコースター
・雑談・パーティー・飲み会
しゃべって吐き出したらすっきりした、
強い風が不安を消しさった、という感覚がある。
風星座の方角
北西
天秤座(真の名 tula)
著名人:マハトマガンジー ニコールキッドマン
支配星:金星
性質:活動 情報(思考)が風のように人から人へと駆け抜けるイメージ
階級:商人
神の身体の部位:腎臓、胴
特徴:
天秤のようにバランス感覚が良く、調和(全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまって整っていること。)で平和を大事にする。
商人のように駆け引きが出来、社交的で次々人に会って人の特徴をよく見ている。フットワークは軽い。
八方美人タイプで二面性がある。
価値観が違っても許容できるため、いろんなタイプの人をまとめられる。
天秤座のリーダーは広い視野を持ち、パワーバランスがとれるため、大きなグループを作りやすい。いろんな派閥をまとめられる。
支配星が金星のため、美的センスがあり、ファッション、芸術の調和がとれるため。
ファッション雑誌のモデルのようなイメージ。
筋が通ったことや、公正・公平でルールや規則を重んじるタイプで、その価値観を傷つける人(空気を壊す人)には頑固になる一面もあるが、基本柔らかで優しい印象をもつ。
自己主張は比較的弱く、謙虚である。自分を殺してでも調和を図ろうとするところもある。
人生の重要なテーマ:
主に人間関係や様々な分野で調和(バランス)させることに向き合うことが人生のテーマとなるでしょう。
性質・能力:
コミュニケーション上手、愛想よい、柔和、分別のある、のん気、調和、公正、冷静、優しい、争わない、優雅、上品、理想主義、外交的、都会的、平和主義、性的魅力、演技力、美のセンスがいい、おしゃれ、社交力、交渉能力、接客能力、バランス思考、芸術的才能、魅力的な外見
欠点:
優柔不断、移り気、八方美人、孤独が怖い、人に影響されやすい、遊び人、無責任、見栄っ張り
興味・仕事:
商売、芸能界、演劇、俳優、営業、音楽家、モデル、アーティスト、エステ・美容関連、営業、ファッション、サービス業、裁判官、弁護士、政治家、恋愛・異性関連、ウェディング、パーティーやイベント関連、
水瓶座(真の名 kumbha)
著名人:ジョージクルーニー オードリーヘップバーン 羽生結弦
支配星:土星
性質:固着 かぜが凝縮すると二酸化炭素は固形化するとドライアイス、酸素は液体酸素になる→個体になる。それが戻ると一瞬で拡散する。
ガスボンベのように自分の中で空気(思考)を圧縮している状態で特定の場所で噴射するイメージ。
階級:労働者
神の身体の部位:ふくらはぎ 足首
自分の考えを深めていく(固定しまくる)と哲学的になる。一旦物事をゼロから始めて、根本から理論的に組み立てて考えます。その考え方は、一般常識とは離れ、オリジナルで斬新的なものになって、人々の間で一気に広がるということになります。斬新的・理論的なので最先端の科学とも相性が良い。理知的でエキセントリックな変わり者であると言われることが多い。
インフルエンサーになる人も多い。
目的(平和)のためなら、古いシステムやしきたりをぶっ壊す事が出来る。
天秤座と同じく博愛・平等、平和、社会主義ではあるが、
平和であるために理論で詰めるような、システム管理者のようなイメージ。
人に指図されたり、自由でないことを嫌う傾向がある。好き嫌いもはっきりしている。
支配星が土星で階級が労働者のため、忍耐強く働き、堅実にシステムを組み立てていける。誰かが幸せになれるようなお手伝いをすることで運が開けていく。他の人に幸せにしてもらうことを求めると幸せになりにくい。
また、精神的なものを追求したがる傾向があり、1人でいたがったり、深い瞑想を好んだりします。
古代神話でガニメデスというトロイの王子が神々に新しい飲み物を瓶で注ぐという行為が、新しい知識や情報の流れを象徴するものとして解釈される。
人生の重要なテーマ:主に人生においてあらゆる分野での改革(イノベーション)に向き合うこととなるでしょう。
性質・能力:
自由、平等、博愛精神、友好的、独立心が高い、広い視野、サバサバしている、人間に対する深い理解、思慮深い、人類愛、道徳的、霊感、人道的、社交的、進歩的、エキセントリック、人当たりが良い、独創的、発明の才能、改革精神、論理的、反体制、推理能力、理想主義、慈善的、精神性、最先端分野、科学技術、神秘思想、物理学
欠点:
変人・奇人、非常識、突飛な行動、反抗的、融通が利かない、冷淡、引きこもり
興味・仕事:
福祉、慈善事業、建築、医師、海運業、公務員、コンサルタント、製造業、宗教、哲学、東洋思想、東洋医学、平和、聖職者、非政府組織、俳優、IT、政府機関、占星術、国際機関、国連、NPO、NGO、エレクトロニクス、航空、宇宙開発、デザイナー、コラムニスト、著述業、学者、
双子座(真の名 mithuna)
著名人:ビルゲイツ トムクルーズ ヒラリークリントン アインシュタイン
支配:水星
性質:柔軟 活動も固着も出来る 情報を伝えることもできるし、情報を深める事も出来る 変化に強い
階級:王子
神の身体の部位:肺・腕
特徴:
雰囲気が軽く、話しやすくてノリも良い。
頭の回転が速くおしゃべり。ユーモアがありコミュニケーションが得意で、人の考えを柔軟に受け、自分の考えも持っているため、ビジネスが上手い人が多い。
好奇心が強く、刺激を求める。流行や新しいものに敏感で情報通。
水星が支配星のため、情報伝達、コミュニケーション、計算、文章力が高い。
なんでも器用にそつなくこなす。臨機応変に対応できる。
階級が王子ということで、子供のような若い印象を持ち、楽天的で社交的だが、地に足がつかないような不安定もある。
嘘や規則を守らないことにあまり罪悪感がない傾向がある。
きまぐれで移り気やすい。落ち着きがない。決まったことや安定は先が見えてしまいつまらなく感じるので苦手。
人間関係は深すぎない適度な距離感を好む。
双子座は、二つの異なる性質や側面を持つことも象徴しており、常に二つ以上のタスクを抱えるマルチ人間になりやすい。変化や適応、コミュニケーション能力などが双子座の象徴とされる。
人生の重要なテーマ:主に人生においてあるゆる分野での変化に適応することに向き合うこととなるでしょう。
性質・能力:
知的、分析能力、明るい、話し好き、論理的、社交的、適応性、多芸多才、機知に富む、活気、柔軟性、好奇心旺盛、広い知識、二面性、コミュニケーション能力、言葉に関わるあらゆることが得意、優れた記憶力、言語能力が高い、情報収集能力、情報発信力、論理的思考、数学的思考、コンピューター
欠点:
移り気、落ち着きがなく安定しない、詮索好き、神経質、おしゃべり、中途半端、きまぐれ、裏表がある、嘘つき、飽きっぽい
興味・仕事:
ニュース・メディア関連、本・出版・印刷関連、新聞、記者、郵便、編集、教育、情報処理、ネット、通訳・翻訳、講演、広告業、テレビ、アナウンサー、ジャーナリスト、図書館、秘書、旅行、会計・経理、仲介、事務職、情報ビジネス、流行の最先端、プログラマー、司会者、鉄道関連、寺院、天文学、占星術、彫刻、SNS
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