『金儲けのレシピ』/事業家bot(著)
おはようございます。もんです。
事業家botさんの『金儲けのレシピ』を読みましたので簡単なまとめです。
東大中退
事業家botさんはツイッターで色々発言されていて面白い方です。
東大中退し、起業したり、事業売却したりでしっかり稼いでいる方です。
ホリエモンさんみたいですね。
やりたいことが明確な人には大学という仕組みは非合理的で時間がもったいないんでしょうね。
(あと東大なら入っただけでも十分履歴書に書けるか。。。)
この本は、世の中のお金が儲かる仕組みを16個に分けて買いています。
知っている仕組みもあるかもしれませんが、改めて言語化されていると見直せますね。結構倫理的にドキドキする内容が多かったので、かなりかいつまんで説明しますが、ドキドキする話も世の中の真理だと思いますので知っておくことは大事だと思います。
0.資本主義は突き詰めると時給1000円になる。
資本論の本でも学びましたが、普通に製品を量産化する産業は効率化、汎用化されていくと時給1000円の労働に落ち着くんですよね。
そこにいる限りでは収入は上がらない。
資本論はこの本もおすすめです。
『超入門 資本論』
1.消費者から買うビジネス
ブックオフが筆頭ですね。
2.客に作業させるビジネス
IKEAや焼肉など、特別な体験を感じさせてないといけないようです。
3.まとめると高くなる、切り分けると高くなる
どっちの方が儲かるかを自分で考えて選択しないといけません。
4.1:n構造を作る
これもいろんなところで言われますが、わかりやすい例が予備校のオンデマンド授業です。今では当たり前ですが。スタディサプリも同じですね。
5.両方からお金をもらう。
ビズリーチなど
6.合法的に麻薬をうる
刺激的なタイトルですが、砂糖や小麦粉のような中毒性高いものがリピートされるので儲かるという話。居酒屋もそうですね。
流行りのスイーツは結局砂糖がたくさん入っているから中毒性があると。
この仕組みを知ると甘いものを買うの躊躇いますね。
7.確率をいじる
がん保険あたりです。
8.空気を売る
これだけ見ると怖いですが無形高額商品です。
コンサルがわかりやすいですね。キャバクラのお酒代やウォーターサーバーも水を高額に売っているので似たようなもの(原価が低い)
9.意思決定に介入する
顧客になるべく非合理的な決定をさせてお金を稼ぐそうです。
言葉にすると悪どい気がしますが、お店でスマホを買う(ネットで買えばいいのに)、保険の窓口でわざわざ保険を比較する、などです。こうすると店員は自分の利益になる商品に誘導できます。
証券会社もそうですね。
まとめると情弱むけビジネスですね。
10.仕入れで儲ける
俺のイタリアンは一流シェフを仕入れられたから勝てたのだという話です。
こちらの本でそのノウハウは公開されているそうです。
『俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方』
11.他人の財布を狙う
ギフト用途またはローンを組む形の不動産。
ギフトは他人にあげるから結構高額なものを買ってもらえるチャンスだそうです。
12.高いものはいいものだ
高いことに良さを感じさせるように売り込む。
13.勝手に「権威」になる
これは資格ビジネスです。
高額な資格を取ろうか考えている人は読んでおいた方がいいですよ・・・
14.信者ビジネス
Appleが筆頭です。
15.究極のレシピ
これは本当に究極なので、読んだ人だけの楽しみとしましょう笑
まとめると途中からちょっとギリギリな気もする儲け方になっていますが、世の中のお金を生み出している人たちはこの仕組みをちゃんと使っていると思います。
自分がどこで稼ぎたいか見直すときにいいと思います。
拙い文章にありがとうございます!!精進します。