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読書の話(ちいさなちいさな王様)

9月になって、暑いものの、暑さの種類がかわってきて
あー、もう秋の入り口なんだなと感じます。

今月のカレンダーは飛行機

木版画や制作について話すよりも、まず。好きな時間
本を読むことについて。
夜、寝る前に15分、本を読む時間を作っています。
最初はスマホのkindleで読んでいたこともあったけど。
紙の本が好きで。スマホから本に変更。一章とか短い単位で毎日読みます。

最近読んだのは、友達からお借りした本
「ちいさなちいさな王様」。

ちいさなちいさな王様
アクセル・ハッケ作
ミヒャエル・ゾーヴァ絵
那須田淳/木本栄 共訳
講談社

ある日、青年の部屋にあらわれた人差し指サイズの王様と
青年のやりとりの物語。

青年とちいさな王様のなにげない会話が面白くて、ちょっと深かったりする。
例えば
青年が会社に行こうとすると
会社にいきたくないような妨害にあうのは、「竜」のせいだと。
王様が教えてくれて。ちいさな王様と一緒に外出した時
青年はその「竜」を見ることができた。
今は見えてないけど、子供のころは「竜」見えていた。と、ちいさな王様は言う。
子供のころは、もっと、想像力が沢山あって、楽しむ力があったんだということだと思う。

ミヒャエル・ゾーヴァさんの絵が、本当に素敵で。
静かな世界な中にもちょっとコミカルさとシニカルさもあって。
小さい王様とのやり取りが見えない世界。本当と思い込んでいる世界。
いろんなことを、現実でもう一度考えてみようと
そんな気持ちにしてくれる本でした。

#読書
#ちいさなちいさな王様
#アクセル・ハッケ
#ミヒャエル・ゾーヴァ


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