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偏愛アーティストを語らせて
お疲れ様です、もんぬです。
2025年の自分に課した『毎日noteチャレンジ』Day23の今日は、せっかく自分のnoteなんだし好きなものを好きなだけ書き散らかしたらいいのでは?という当たり前のことに気づいたので、偏愛語りシリーズの第一弾としてアーティストについて書きます。
前提、私は昔から「このアーティストが好き!」が強い人間ではなく、曲ごとにハマっていくタイプだった。なんというか、「このアーティストの曲は全部好き!」にはならず「この曲好き!この曲も好き!なんやこのアーティスト良い曲多いな!」みたいな感じ。
なのでここから語るアーティストさんたちは、好きな曲が多いが故に「好きなアーティスト」として認識している方々である。なおアーティストさん本人のこと(経歴とか曲を作った時の想いとか)はよく知らないで聴いているので、的外れな感想になっている可能性はめちゃくちゃあります。ごめんなさい。
※当方、その日の気分や浸りたい感情に合わせて聴きたい曲のテイストを変えるのでジャンルはバラバラです。
【注意】本当に独断と偏見にまみれた紹介文です!お許しを!
Schroeder-Headz(シュローダーヘッズ)
日本のキーボーディスト・渡辺シュンスケによるソロプロジェクト。 ピアノ、ベース、ドラムスのトリオ編成で器楽曲バンドとして活動する。
インスト(歌がない曲)が好きな方は絶対に一度聴いてほしい。
Schroederはピアノが主役で曲のテイストはおそらくジャズ寄り、でもエレクトロニカ・クラシックも混ざってる感じ。
私が一番好きなのは「Newdays」。出だしからもうやばい。優しくて丁寧な足音のようなピアノで始まるのだが、新卒の時、仕事でメンタルぐっちゃぐちゃになりながら夕陽が沈む時間になるといつもこれを聴いて心をヨシヨシしてた。夕方向き。
「Blue Bird」とかも最高。緑青多めな虹色の海が唸るよう。私はいつも、よろしくない感情に呑まれそうになった時、音質の良いヘッドホンで爆音でBlue Birdを聴く。よろしくない感情が押し流され塗り替えられていく感覚がある。これは夜向き。
「Nocturne」も良い。落ち込んでいてこのままもう少し落ち込んでいたい夜にリピートしまくる。心の影を、肯定も否定もせずに置いておいてくれる感じが好き。これも夜向き。
「ハルシュラ」も良い。これは上記の中で一番ポジティブなトーンの曲で、桜が飛び散る春にもうまぁなんて似合うこと!淡いピンクと水色の風がブアッと吹くイメージ。新しいことが始まる時・始める時に聞きたい。これは朝向き。
「Rhapsody in Summer」も良い。弾む曲の運びが、なんか今日は色々うまくいきそうな気がする〜〜!何でもやったるで〜〜〜!とテンションをぶち上げてくれる。これも朝向き!
Schroederのライブはずっと泣いてた記憶。感情と曲が結びつきすぎ。笑
haruka nakamura
日本の作曲家、プロデューサー、ピアニスト、そしてギタリスト。今は亡きNujabesとの出会いによって本格的に音楽活動を始めた。
インスト(歌がない曲)が好きな方はもう絶対に一度聴いてほしいその2。ピアノが好きな人はもう絶対聴いてくれなきゃ!
映画「ルックバック」の音楽の人。すっかり有名になられて…!
蔦屋書店のBGMもharuka nakamuraなのを最近知った。蔦屋書店コラボシリーズのアルバム「青い森 -蔦屋書店の音楽-」は夜の読書タイムにあまりに合う。目に優しい明るさに調節した部屋で、暖かい飲み物と一緒にどうぞ、と言いたい。(ベタだけど、メイン曲「青い森」、好き〜〜〜〜!)
haruka nakamuraの、ちょっと鍵盤が重たそうな、くぐもったピアノの音色が本当に優しくて好きすぎる。私の心のお守り的存在。か弱い蛍のようなあたたかさがある。haruka nakamuraを聴きながら邪悪なことは考えられない。
ここ2年くらい、一番聴いてるのがharuka nakamura。思考を邪魔されないのでずーーーーっと流してるから必然的にそうなるんだけど。
曲数が多いこともあって全然選びきれず、てかもう全部良いんだけど、アルバム「スティルライフ」の収録曲はもうもう本当に全て良いので流しで聴いてほしい!!!(アホっぽい文章やな笑)
Baobabとのコラボ「カテリーナの讃美歌」も良い。歌入りなのだが、この方の声って優しい笛みたいな声で、見事にバイオリンとピアノに合う。
haruka nakamuraのコンサート、なんと寝た。気持ち良すぎて。一緒に行った友達が「あんた、あんだけ好き好き言ってたharuka nakamuraのライブで船こくってどういうこと…?」ってちょっと(だいぶ)引いてた。
でも近年で一番の最高品質睡眠だったはずよ…
asobi
3人のMCをフロントに据えた、 クロスオーバーサウンドを生み出す6人組バンド。
3人の男性MCがそれぞれ全然違う声色で、まずとにかくそれぞれ声が良すぎる。おしゃれ!チルい!かっこいい!しかも3声が喧嘩してないんだよ…化学反応みがある。よくこんなメンバー集まったよな…
昔からキャラの個性がそれぞれベクトル違うけど全員いいね!尊い!ってなるアニメとかが好きだったんだけど、そういう「個性の最大発揮」「独自性の爆発」的な良さがある。(伝われ)
3人とも端的に言うと「優しい声」なんだけど、優しさの種類が違うというか。甘くてずるい優しさ、伸びやかで心地良い優しさ、深くて静かな優しさ、みたいな。その3人が代わる代わるパフォーマンスしたり合わせて歌ったりするのがエンタメとして楽しい!一曲一曲ごとに聞き応えがすごい。
私はあんまり「歌ですー!歌がメインですー!歌を聞いてねー!」って感じの、歌の圧が強い曲は得意じゃないんだけど、この3人のMCの声が「人の声」っていうより楽器っぽいというか、耳障りが良いからいくらでも聴ける。男の人の声なのに声が美しいんだよね。(なのにってごめんなさい)
かっこよさで言ったら「All in my head」。チルさと勢い、今っぽさとどこかレトロ、な緩急が楽しくて夜の都会散歩に非常によく合う!あとラップ超かっこいい。息止めて聴いちゃう。
やさしさで言ったら「What if」。おしゃれさやかっこよさチルさ満載のasobiの曲の中で、優しさが前面に出てる感じがするので勝手に特別枠に位置付けてる。歌詞も良い。あーなんか素直に生きとこ、って気分になる。
BGMとしてチルくて好きなのは「Empty room for two」「Busy Busy and Sober」。日曜の昼過ぎくらいに聴きたい。もちろんいい意味で、無心で流すように聴ける。
でもやっぱり「Hurts so good」が一番好きかも。山崎実業のCMに使われてたチル曲。前奏から「好きィーーー!」ってなる。おしゃれでチルい始まりからのラップで急にハンドル切って一旦落ち着いてからのラストの疾走感がまたもうたまらなく好き!この曲好きにならない人いるん?レベルのお気に入り曲。この夏、ほろ酔い夜散歩のお供として最適で、何度も何度も聴いた曲。「はぁああ良すぎぃぃぃい」ってなるので聴く時の消費カロリーは高め。笑
2月頭のワンマンライブ楽しみすぎる〜〜〜!
ハンバート・ハンバート
1998年に結成された、日本の男女デュオ。2人は夫婦であり、3人の男の子の両親。
女性メインボーカル+アコギがベース。女性ボーカルの声が綺麗すぎる。まさに「耳が幸せ」ってやつだと思う。男性のハモリもこれまた良い。(ご夫婦だということを今知った)
妹から「荒神様」を教えてもらい、衝撃を受けたところから色々聴くようになった。こんなに耳障りの良い、透き通って可愛らしい、聴きやすい声なのに曲と歌詞はなかなか攻めてる。同じ理屈で「国語」もかわいい。おもろい。
でも「荒神様」「国語」だけでハンバート・ハンバートを好きかどうか判断しないで!!!って思う。
私は彼女らの、肩の力が抜けるゆるい曲が持つ優しさに惚れ込んでいる。人間を許してくれている感じがする。
FOLKシリーズでは実に様々な名曲をフォーク調にカバーしている。「今夜はブギー・バック」も「浪漫飛行」も超良い。中でも「教訓1」は本当に良い。
オリジナルでは「アメリカの恋人」が大好き。なんて伸びやかで、聴いていて気持ちの良い曲なんだろう。多分実らない恋の歌なんだけど、それでいてこんなに爽やかなのが救われる。(アルバムバージョンとシングルバージョンがあるけど私はシングル派!どっちも良いけど)
「待ち合わせ」も良い。けどこの曲はかなり気持ちが持ってかれるので聴くのは覚悟が要る。というのも、おそらく片思いの相手との終わりを歌った曲で、とにかくとにかく切なくて寂しくて虚しい。私はとある別れとこの曲を重ねてしまったので(その時期めちゃくちゃこれを無限リピートで聴いてた笑)、しばらく聴けていない。
音楽や香りには、頭を通さず心を揺さぶる力があると思っている。
EGO-WRAPPIN'
1996年、大阪で結成されたユニットで、メンバーはともに大阪府出身の中納良恵(Vo+作詞作曲)と森雅樹(G+作曲)。
ど偏見だけど、タバコ吸ってる女のキャラクターが好きな人はEGO-WRAPPIN'好きなんじゃないかと思う。昭和的大胆さ、色気と憂い、それでいてどっしり大きな女の愛を感じる。
「強い女」と聞いてバリキャリを想像する人もいるかもしれないけど、私はバリキャリ的な鎧っぽい強さを着た女よりも、EGO-WRAPPIN'から想像される太くしなやかな女こそ本当に「強い」んだろうと思ってる。(伝われ)
おそらく最も人気であろう「くちばしにチェリー」も当たり前に良いんだけど、超有名曲「異邦人」のカバーもめっちゃくちゃ良い!まじでかっこいいから聴いてほしい!
多分あんまりEGO-WRAPPIN'っぽい曲じゃないんだけど「アマイカゲ」はもう何百回聴いたかわからない。アコギと歌だけの静かな曲。病んだ時にめっちゃ聴く。噛み締めるように聴く。何でかわからないけど、この曲、すごく孤独に合う。
一番好きなのは「水中の光」。私はまだ「愛」ってものを語れるほどの人間ではないけど、水中の光を聴くたびに「これが愛ってやつなんじゃないかなぁ」と思う。歌詞も良い。サビの伸びが気持ち良いので一人でカラオケに行くと必ず歌うのだけど、毎回やっぱり中納さんの声じゃなきゃダメだわと思いながら帰る。大事な曲なので、人前で歌ったことはない。前奏が長いので今の若い子達には不人気なのかしら、こういう曲…(若い子に人気かどうかとか実際どうでもいいけど)
あーいつかライブに行きたいなぁ。でも私が好きな曲はセトリに入ってなさそう。
ふぅ。
日本人アーティストのこと語っただけで結構なボリュームになっちゃったので、今度海外アーティストを語る回やります。需要なくてもやります!笑
好きなものを語るのは楽しいね、誰にもカットインされずに語り散らかせるのは幸せだ。
ここまで読んでくださった方、いらしたらありがとうございます。
私の偏愛アーティストたち、ぜひ聴いてみてください。絶対良いから!!!
2025年は毎日noteを書いています!
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今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また明日もよかったら!