関根たけし

都内でジュニア世代を中心にトレーナーとして活動中

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最近の記事

足関節捻挫へのアスレティックリハビリテーション

みなさんこんにちは、土曜日担当の関根です。今週もよろしくお願いします。先週は腰部に対するアスリハをお伝えしましたが、今週は足関節にたいして行うアスリハについてお伝えしていきます。 リスク管理足関節捻挫のアスリハを行う上でまずは靭帯が伸張されるような過度な関節の動きを加え過ぎないように行う必要がある。つまり外側靭帯なら内反、内側靭帯なら外反。下肢荷重時で考えるなら足関節内反がknee-out&toe-in(KOTI)で足関節外反がknee-in&toe-out(KITO)で強

    • 鵞足炎へのアスレティックリハビリテーション

      みなさん、こんにちは。土曜日担当の関根です。今週も宜しくお願い致します。今回は治療院や現場でも良く遭遇する、鵞足炎についてのアスリハをお伝えしていきますので宜しくお願い致します 鵞足炎とは鵞足炎はそもそも鵞足部(縫工筋・薄筋・半腱様筋)自体が炎症を起こしているわけではなく鵞足部にある滑液包(鵞足包)が炎症を起こしている。ということはご周知かと思います。 ランニングなどの走ることを専門にした競技やジャンプ・ターンの繰り返し、またコンタクトスポーツにおいても膝内側部への打撲で

      • 腰部疾患へのアスレティックリハビリテーション

        皆さんこんにちは、土曜日担当の関根です。本日も宜しくお願い致します。今週から具体的なアスリハについてお伝えしていきたいと思います。 先ずは、アスリハを開始する前にSOAP(ソープ)としてしっかりと記載をしておきましょう。 S:subjective(主観的情報)                      O:objective(客観的情報)                      A:assessment(評価)                        P:plan

        • 再発予防、外傷予防のためのスポーツ動作エクササイズ

          みなさんこんにちは、土曜日担当の関根です。今週もよろしくお願いします。今週もまた概要編になります。それでは早速、本文にはいっていきましょう スポーツ動作エクササイズの適応と禁忌外傷発生はスポーツ活動時の外力が運動器の構造や許容量を超えた時に起こると考えられ、どのような運動が運動機構への過剰なストレスとなっているのかを評価し対応することが必要となる 個別エクササイズからスポーツ動作エクササイズへの移行の中で重要な事は、主として単関節運動から複合関節運動へ非荷重位から荷重位へ

          アスレティックリハビリテーションとは

          あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。新年も変わらず土曜日を担当します「関根」です。今週からはアスレティックリハビリテーション、通称「アスリハ」についてお伝えしていきます。そのため最初はアスリハの概要になりますので文章が多くなりますのでご了承ください。 早速、簡単に概要から説明をするとアスリハとは対象者が要望するスポーツ活動への復帰を到達目標としたリハビリテーションである。スポーツ活動の復帰だけでなく、復帰後の再発や他の外傷や後遺症を予防するための対策

          アスレティックリハビリテーションとは

          ジャンプ(jump)

          こんにちは。土曜日担当の「関根」です。今週もよろしくお願い致します。今週は年内最後と言う事で新年に向かってジャンプしよう!!!と言う事でジャンプについてお伝えしていきます ジャンプとは「自身の脚で床などを押して(蹴って)空中に飛び出すこと」を意味する。スポーツの中で実施されるジャンプは大別すると            ①高さを狙いとしたジャンプ(走り高跳びなど)            ②距離を狙いとしたジャンプ(幅跳びなど)              ③何か別の目的を遂行す

          ジャンプ(jump)

          柔軟性について

          こんにちは、土曜日担当の関根です。今週も宜しくお願い致します。 今週はストレッチについてお伝えしていきたいと思います。 柔軟性の定義と要因そもそも柔軟性とは学問や研究分野により定義が異なる。元々はラテン語でflestereまたはflexibilis(曲げる)に由来し、「曲げられる能力・曲げやすさ」として定義される。 柔軟性を決定する要因は筋の伸張性の他に関節の構造や形状、筋膜や腱・靭帯・関節包・皮膚・皮下組織などがかかわる。 柔軟性向上の基礎柔軟性向上のエクササイズに

          柔軟性について

          スピードトレーニングについて

          こんにちは土曜日担当の「関根」です。今週はスピードトレーニングについてお伝えしていきます。そのスピードトレーニングについては「プライオメトリクス」「アジリティ」と大きく二つの要素がありますのでお伝えしていきたいと思います そもそもスピードは筋力を基礎に強化されるものであるため、考え方として筋力と切り離して考えるものではないということ念頭において進めていきましょう

          スピードトレーニングについて

          シューズ選びの基本の「き」②

          こんにちは、土曜日担当の「関根」です。今週は先週に引き続きシューズ選びについて記事を描いていきたいと思います。予告通り今週はスポーツを例に挙げてお伝えしていきます。 競技別足の特徴とシューズ競技を続けていると、各競技ごとのトレーニングや動きによって身体が影響を受ける場合があり、足の形にも競技ごとに違いが現れてきます。競技用シューズ(サッカー用・野球用・バスケットボール用などあると思います)はそれぞれの競技の足の特徴を靴型形状に反映されて作られてい

          シューズ選びの基本の「き」②

          シューズ選びの基本の「き」

          こんにちは土曜日担当の「関根」です。今週はシューズにスポットをあてて記事を進めていきたいと思います。 よく質問でどんな靴を選んだらいいですか?と聞かれて悩んだりしていませんか?試着して合うものを選んでくださいだと何を指標にしたらいいかもわからないないと思いますのでそんな疑問を解決していきたいと思います。 それではよろしくお願いいたします。 シューズの基本機能

          シューズ選びの基本の「き」

          肩関節脱臼について

          こんにちは土曜日担当の「関根」です。今週は肩関節脱臼についてお伝えしていきます。発生頻度の高い脱臼の一つだと言う事はご周知かと思います。私も趣味の筋トレ中にライイングエクステンションで左肩を脱臼した経験があります。トレーニングする際は十分気を付けて行って下さいね。 それでは、早速本題に入っていきます。まずは分類から見ていきましょう! 皆さんご周知の通り、発生頻度が高いのが前方脱臼(肩関節脱臼の90%)の烏口下脱臼です。 発生頻度の高い理由としては教科書を参照させていただ

          肩関節脱臼について

          肩鎖関節脱臼について

          こんにちは土曜日担当の「関根」です。上肢骨折各論が終わりましたので今週から上肢脱臼各論についてお伝えしていきます。今回解説する肩鎖関節脱臼は私自身も大学時代柔道をやっていたころ左肩から落ちて受傷したことのある脱臼です。 余談はさておき本題に入っていきたいと思います。 肩鎖関節脱臼とは?

          肩鎖関節脱臼について

          指骨骨折の解説

          こんにちは土曜日担当の「関根」です。今週も宜しくお願い致します。 上肢の骨折各論もいよいよ大詰めです。今週は指骨骨折についてお伝えしていきます。 まずはいつも通り出題傾向を確認していきます 中手骨頚部骨折、いわゆるボクサー骨折の出題傾向が高い傾向があります。今回はこの【ボクサー骨折】【ベネット骨折】【マレットフィンガー】の 3本立てです。 早速、ボクサー骨折の過去問を見ていきましょう!!! ボクサー骨折【過去問/第18回 PM】中手骨頚部骨折で正しいのはどれか   

          指骨骨折の解説

          アクアコンディショニングについて

          こんにちは土曜日担当の「関根」です。 今週はまたスポーツ系の記事をお伝えしていきます。 最近は少しずつ気温が下がってきていますので湯船が恋しくなってくる季節となりました。湯船に浸かるだけでも身体が楽になる感覚をお持ちの方もいるかと思います。

          アクアコンディショニングについて

          【舟状骨骨折】の解説

          こんにちは、土曜日担当の「関根」です本日は手根骨の中では発生頻度の高い舟状骨骨折について現場での経験を踏まえながら解説していきます 手根骨骨折については9/10で舟状骨について問われています。手根骨=舟状骨と思ってもいいくらい偏った出題傾向ですが、油断せずに他の手根骨骨折もしっかりと復習してくださいね。 今回の舟状骨骨折は現場でも出会っているのでまずはその時のお話をしてから本文に進んでいきたいと思います。

          【舟状骨骨折】の解説

          前腕骨遠位端部骨折の解説

          こんにちは。土曜日、担当の「関根」です 本日もよろしくお願いします 今回は前腕骨遠位端部骨折→橈骨遠位端部骨折ということでアナウンスしていきます 前回、出題傾向を載せましたが遠位端骨折は最頻出なのでしっかりとおさえておきましょう。念のため出題傾向をもう一度載せます コーレス骨折の特徴

          前腕骨遠位端部骨折の解説