変わっていくものと、変わらないもの
帰りの時間がたまたま駅近にある小学校の帰りの時間とかぶったときがあった。
友達同士きゃっきゃわいわいとしながら元気いっぱいに歩いている小学生の集団。
今の私には到底ない眩しさと活発さに、まー元気ねーすごいわね〜とか思っていたら、ふと、小学生たちが持っているバッグに目がとまった。
私が住んでるエリアのほとんどの小学生がおそらく持ってるであろうそのバッグ。
私が小学生だったときもあった・・・!
なーんて、知ってるそのバッグの存在にひとりで勝手にテンションが上がってね。
同時に、まだあるそのバッグの存在に君はまだ現役なんだな頑張れよ…と謎の激励を心の中で送ったりした。
(私はそのバッグは持ってなかったんだけど。)
それから、目の前をわー!って勢いよく走ったと思ったら急に止まったり、歩き出したりする小学生の子たちを後ろから見ていて、おや?と思ったことがあった。
なにかと言うと、ランドセルの色。
紺に水色、茶色っぽい色に、薄い紫に、濃い目のピンクだったりと、まぁなんともカラフルな光景が目の前にあったことに素直にびっくりした。
私が小学生だったときは赤と黒がスタンダードで、ひとりかふたりくらいが水色やピンクのランドセルを持っていたのに今はこんなに彩り豊かなんだなあすごいなあ・・・!と感心していたら、私の前を歩いていた子たちを見てまたおやおや?となったことがあって。
それは着ている服のおしゃれさ。
レギンスとか、フリルがついたトップスとか、色んな種類の洋服をみんな着ていて。
私が小学生のときはみんなTシャツにズボンとか、Tシャツにデニムスカートとか、キュロットとかだったのになあ…!
と、ひとりで小学生の子たちの服のブランドの発展に悔しくなったりした。
(エンジェルブルーとかメゾピアノとか…あったよね買ってもらえなかったけど!)
変わっていくものもあれば、変わらないものもある。
変わっていくもののなかには、小学生の子たちが持ってるものとか、着ているものとかがあったりして。
(あと話している内容も。女の子たちがヒカキンさんのYouTubeの話で盛り上がっているのを見て、めっちゃびっくりした。YouTuber、すげえ。)
変わらないもののなかには、お母さんお母さん!って小学校の正門の前まで自転車で迎えにきていたお母さんのところまで嬉しそうに走っていく子の姿や、高学年のお姉ちゃんお兄ちゃんたちが低学年のちっちゃな子たちと一緒に帰りながら面倒を見たりする姿があったりして。
(私の小学校では、住んでいるエリアごとに分けられたグループで一緒に帰る日があったよ懐かしいなあ。)
面白いなあと、思いました、
変わっていくものと、変わらないもの。
こんな単純なことに面白さを感じた帰りの時間でした。
小学生たちよ、ありがとう。
そのまま元気に大きくなるんだぞ!
(この子たちの未来の土台は私ら世代がつくるんだなあ…という事実に気がついた時、なんとも言えない責任感の塊が私の中に入ってきたよ…。おばちゃんがんばるね。)
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