フランス滞在歴、3つ目のステータスになります-passeport talent
色々な方々のお力を借りながら、あの手この手でフランスに滞在してきました。
ひとつ目がインターンシップ生として半年間 (stagiaire)
ふたつ目は、ラボから1年間エンジニアとして雇っていただいていた期間(travailleur temporaire)
そして今回三つ目、博士課程の学生として passeport talent (才能パスポート)の申請をしました。
ひとつ目とふたつ目の間は日本滞在期間が半年ほどあったので、日本でVISAを取り直しましたが、
今回は間を空けず滞在許可証(titre de séjour)のステータスだけを変更/更新なので、フランスにて申請をおこなっています。
*passeport talentというのは、複数年有効の滞在許可証で、企業の管理職身分、フランスにおける起業者・投資家、芸術家、そして研究者などのいわゆる「有能人材」に対して与えられます。彼らの滞在許可手続きを迅速・簡便に行うことが目的の制度のようです。有効期限は最大4年と長く、更新が可能です。
その申請過程について、誰か一人でもお役に立てばと、書き残します。
さて、うまくいくでしょうか。
2022年8月16日 Étrangers en Franceのサイトにてオンライン申請
https://administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr/particuliers/
VISA long séjourの有効化をするサイトと同じです。
右上 SE CONNECTERからログインまたはアカウント作成をし、
今回は”Je demande ou renouvelle un titre de séjour”に進みます。わたしの場合、博士課程なので、”passeport talent-chercheur”にあたります。
要求される書類は、
・パスポートのコピー
・現在持っているtitre de séjourのコピー
・住居証明関連(直近の水道代支払い証明など)
・”ephoto”による証明写真と電子サイン(ややこしかったので以下で説明します)
・convention d’accueil フォーマット-> https://www.service-public.fr/particuliers/vosdroits/R58896
・Masterのディプロムのコピー(chercheurとしてpasseport talentを申請するには、最低でもMaster(修士)の学位が必要です)
などです。(*全リストはご自身の責任でお調べください)
ephoto とは
さて、鬼門の(?)”ephoto”についてです。オンライン申請における証明写真と電子サインは、「これが私のです」とただデータをインプットすることはできず、ephotoというシステムを通じてのみ提出できます。難しくはないのですが、知らないとギョッとしてしまうかもしれないで記しておきます。
まず、お近くのphotomaton (証明写真機のようなもの)を探します。Carrefour, E.LeclercなどのHypermarchés には大概入っているようです。
画面上、“PHOTOS OFFICIELLES”と“AUTRES PURODUITS”が選べるので、前者を選択します。続いて“ephoto”, “titre de séjour”を選択します。
あとは画面上従うだけです。
電子署名が、指では難しかったので電子のタッチペン(stylet électronique)を持参するとよいです。
最後にこのような紙が印刷口から出てくるので、この長ーーーーい文字列を、 Étrangers en Franceの申請画面numéro ephotoのところに打てば完了です。
以上、オンライン申請です。続きは進展があり次第。返信が早めにいただけると良いな。
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