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写真撮影小技集〜iPhone編


近頃のiPhoneカメラは、機能がデジタルカメラにどんどん近づいてきていて、使いこなせていないって言う声をよく聞きます。

私は(素人の域はあくまでも出ないけれど)写真撮影が好きで、構図やiphoneの機能、カメラアプリをよく調べるので、結構お伝えできることがあるんじゃないかと思いました。

そこで、プロ並みの写真を目指すというよりも、
少し意識するだけで写真の出来が変わるコツみたいなものを紹介したいと思います!

この投稿では、まず前提のレンズの話をし、それに派生する技をご紹介します。その後、2つ予備的な小技について書いております。

画角などの撮影全体の話はこちらに分けました。

iPhoneを使った写真加工についてはこちら



背景のオブジェクト(建物など)の大きさを操る

(前提としての、広角レンズと望遠レンズの違い)

人間の目で見ると迫力ある建物、いざその前に立って写真を撮ろうとすると、写真上では小さく写って分かりにくい写真になってしまうこと、ありませんか?

逆に、建物が大きすぎて全部写らないから、塔の土台部分をバックにした写真しか撮れない、なんてことも。

でも実は、レンズ(iPhoneでは倍率を変えると自動で切り替わる)と撮影位置を変えれば、被写体の大きさをあまり変えずに背景の写る範囲だけ変えることができます。

近くから撮るのと、遠くからズームインして撮るのとでは、同じ画が撮れるわけではないのです。

望遠レンズ(iPhone ×2~3以上)は、「遠くのものを大きく写す」「遠近感を減らす」効果があります。
逆に広角レンズ(iPhone ×1以下)は、「視野を広げる」「遠近感を強調する」効果があります。

よって、被写体及び背景から遠ざかり、望遠レンズに切り替えることによって、背景の建物は大きく写ります

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どちらも同じ場所で、同じくらいの体型の被写体を、iPhoneで撮影していますが、望遠寄りで撮っている右の写真では、人の大きさに対してエッフェル塔が大きくででーんと印象深く写りますね。

どちらが好きかは個人によると思うので、背景のものの大きさは変えられるということを覚えておいてください。
※iPhoneでは望遠レンズ(つまりズームイン)は若干画質が下がるのですが、このように並べてみるというほど気にならないです。

反対に、人(被写体)メインにしたいときは広角レンズを使い、被写体にグッと寄ればいいということです。

ちなみに、望遠レンズは「遠近感を弱める」、広角レンズは「遠近感を強める」と言いました。これ、顔の印象も変えるそうなんです。(以下のように彫りの深いいわゆる「欧米人顔」だと顕著です。)
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写真:https://gizmodo.com/this-image-shows-how-camera-lenses-beautify-or-uglify-y-5857279 より


人通りや車通りが多いとき

iPhoneのLive撮影モードが使えます。
撮影前後2~3秒間の動画を同時に撮影してくれるモードなのですが、背景の人や車が写りすぎている時にもこれが使えます。

方法は、撮影後、写真左上の”LIVE”を”Long Exposure”(長時間露光)に変えるだけです。

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あまりいい例が見つからず、すみません。人のごちゃっとした印象を少し薄くし、主役のエッフェル塔に目がいくかなと思います。
(立ち止まっている観光客が多いので、あまり効果を発揮していません。)

動かないものは残し、動くものは消えるというものなので、どちらかというと風景写真に使えますね。皆さんはもっとうまく使いこなしてみてください。

Pinkな雰囲気のおうち写真

中華ギャルの間で流行っている撮影方法のようですが、

暗めの部屋で、真っピンクの以下のような画像をMacbookで映し、明るさを最大限にして顔に照り返しをさせて撮影します。

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この下手な説明では想像がつかないと思うのですが、例を見てみてください!
雰囲気が出てとっても素敵です。

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これらの技は使える時には使える時シチュエーションごとの技でした。

写真撮影時、もっとジェネラルに効くTIPsがあります。
それは、「3×3グリッド」です!!
次の記事へどうぞ😄

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