「普通」に生きることの難しさ
いわゆるバリキャリワーママの肩書きを持っている私ですが、家族以外の誰にも言えずに抱えていることがあります。
私は、現在勤め先の企業から離れて休職しています。職場のストレスに耐えられませんでした。
そして最近、第二子がお腹に宿っていることが分かりました。
年頃の女性であれば、ひとつひとつの出来事は、よくあることなのかもしれません。ですが少なくとも私は、これらが、輻輳して自分に降りかかってくるとは思っていませんでした。(他にも驚くほど色んなイベントが重なりましたが、個人が特定できてしまうので割愛します。)
このような経験に翻弄される人ばかりではないと思います。だからこそ、自分事になってしまったことが、受け止めきれずにいます。(「なってしまった」という表現は、まるで他人事のようで不適切な気もします。が、今の私の感覚はまさにこれなのです。)
キャリア、子育て、自分らしい生き方…。選択すべきことが短い期間にぎゅっと押し寄せる。優先順位なんてきれいな言葉では片付けることができず、日常を生きるのに精一杯で、その時その時のベストを選んでいるうちに私の運命が決定づけられてしまった。そんな気持ち。
今私が置かれている状況は、イベントの組み合わせとしては最も避けたいものであることは間違いありません。自分でそう認めているからこそ、友人にも打ち明けることができず、ひとり問答を繰り返しています。正直自分のことを恥ずかしいとさえ思っています。
「神様。これが私の生きる道ですか?」
ほんの数ヶ月前までは「普通」を生きているつもりでした。それがほんのちょっとの選択の違いで、こうも歯車が狂ってしまうものなんですね。
冷静に考えると、こんなことはまだ序の口で、多くの人生の先輩方は(自ら語らないだけで)様々なイベントを乗り越えてきたんだと理解できます。学業に勤しみ、頑張っていれば勉強でも仕事でも成長できる!と鼻息荒く生きていた私が、あまりにピュアで無知だったんだなと。
同じようにもがきながら毎日を生きている人がどこかにいるとしたら、「私みたいな人もいるよ」なんて知ってもらえたら。そして私自身を救うことができたらと思い、筆を取った次第です。
いつまでもここにはいられない。この記事がはじめの一歩です。
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