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ほとんどのものはやれば出来る(4/20)
昨日から雨です。1ヶ月ぶりくらいに雨が降りました。
監禁期間は晴れているから保っていた心の勇者たちが、雨だと小さくなるんですよね。もう何もやる気が起きず、部屋からもなんならベッドからも出たくありませんでした。と言っても平日は毎日フランス語の授業があるので7時には起きるんですが。
日本はまだ少し肌寒いんですかね。
こちらはどんどん温かくなってきていました。昼間は半袖で10分なくらいです。
似顔絵にハマりました
そんな中、心配して電話をかけてくれた友達がいたんです。
私は映画の美術部をしていたので、同僚もテレビのデザイナーをしています。お互い無意識なのですが、何か物作りを仕事をしている人間にとっては物作りはいいストレス解消になるんですよね。
だからこそ辛くて血を吐いても、仕事を続けていけているという部分もある気がします。
なので、そういう友達と話していると急にクッキング大会や部屋をプチ模様替えをしてユーチューバーごっこが始まってしまったりするんです。
そして昨日は似顔絵大会が始まってしまいました。
面白かったのでインスタのストーリーにあげたら、思いの外反響がありました。これは私も意外でした。みんなお家で暇を持て余しているのだなと。
ということで、似顔絵を描いて欲しい人を募集したら結構な応募がありまして時間を忘れて二人で似顔絵描いてました。
人の似顔絵なんて描いたことないですし、映画の美術部なんて言っても絵を描くことも滅多になかったので、めちゃくちゃ難しかったですね。
ただ、楽しかったです。もう久しぶりに時間を忘れました。気づいたら3時間たっていて、久しぶりに時間を忘れる体験をしました。
普段しないことをするというのは、たまには良いものですね。
当たり前のことですが
そこで改めて気づいたんです。
当たり前なんですけど、なんでもやれば出来るようになる、と。
私は、映画の美術部なんてやってましたけど別に建築系の大学もデザインの学校も美大も出ていません。普通の大学の文学部でした。毎日部室でスマッシュブラザーズをしながら授業をサボるような学生でした。
なのに、ひょんなことから映画が好きになって、ご縁のあった映画監督に直談判して現場に行かせて貰って、そこでお世話になった美術部の方に拾って貰って美術部になりました。
初めての作品の時は、本当に全てが初めましてで毎日必死でしたよ。でも、好きだったから、諦めたくなかったから必死で毎日絵を描いたり、デザイン系のソフトの勉強をしましたね。
映画も今まで以上に観るようになりました。
こんなポンコツから始まった私でも、ご縁があって海外作品のスタッフをさせて貰ったり、日本映画の大作をいくつかさせてもらえるくらいになったんです。もちろんまだまだポンコツなんですけど。
もし、美術を始めたことに「私は美大も芸大も出ていないし」といじけて諦めていたら、きっとそんな作品に巡り会うことはなかったでしょう。
加えて、私を見捨てずに根気強く見守って怒り続けてくれた先輩たちがいなかったら、すぐに辞めていたと思います。どうせ私は美術関係に憧れる類の人間ではないと。
けれど、続けたからこそ色々出来るようになったんです。続けたから、意外とやれば出来ると気づけたんです。もちろん、スポーツと一緒でどうしようもなく生まれつき超えられない才能はありますよ。こういう世界は。
でも出来るんですよねある程度のことは。
それを昨日改めて思い出しました。似顔絵の1人目はひどいもんですけど、10人目にもなるとだいたいコツをつかめてくるので、見違えるほど変わってくるもんなんですよ。
そういう発見とともに、今日もありがとうございました。
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