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ヨーロッパを旅した100の感想:79.いつも聖者はコメディの主役?

みなさんは"GoOD OMeNs"というAmazonプライムオリジナルのドラマを見たことがあるでしょうか?

これは天使と悪魔が仲良くなってこの世の終焉を回避しようとする話なんですが、コメディよりなんでとても観やすくて面白いんです。

なぜ急にこのドラマの話をするのか。それはヨーロッパにいる間、スペインでもフランスでも、もちろんイギリスでも、どこに行ってもこのドラマの大きな広告を見ることが多かったからです。

きっとAmazon的には力を入れていた作品だったのでしょう。そして、聖書に準じた話であるためにヨーロッパでは身近な話だったのかもしれませんね。日本ではほぼ宣伝していなかった様に思います。

私もあれほど宣伝していたので、旅の途中で観ていたのですが面白かったんですよね。というか演出も衣装もとてもお洒落で観ていて目も心も楽しめました。

原作はどうやら本がある様なのですが、私は読んだことがありません。

余談ですが、私は英語の勉強法として好きなドラマや映画のセリフを覚えるまで観ることが多いんですが、この作品もそん1つで何百回と観ましたね。それでも全然楽しめる作品です。


しかし、これを観ている時にいつも思っていたんです「聖お兄さん」と同じテイストじゃないか、と。

聖お兄さんは観たことがなくても知っている方は多いのではないかと思います。原作は漫画なのですが、アニメにも映画にもなんなら実写にもなっていますので。

私はこの作品も好きでよく観ていたのですが、この作品も大まかにはコメディなんですよね。ブッダとイエスが東京の立川でわちゃわちゃするだけの話なので。

そういった点からふと「聖者はコメディとして揶揄しやすいのだろうか」と思ってしまったんです。

まぁ、この2作品だけじゃないか!と言われたらそれまでなんですが。

言いにくいことでも架空の聖者がいうことで緩和されることや注意喚起になることってあるのかもしれないなと。もちろん、題材として取り扱う以上はコメディにしないと洒落にならない問題もあるのかもしれませんが。

宗教問題って日本人が思っている以上に繊細な問題だと思うので。


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