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景色から物語しか感じない(5/4)
毎日良い天気です。そろそろこの生活に終わりが見えてくると急に寂しくなってきますね。
どうやら11日をすぎてもフランスは、リモートワークが可能な職場は7月まで、最悪12月までそれを続ける会社が出てくる可能性があるそうです。
なんというか、今年いっぱいは世界中がこもる一年ですね。旅行や長距離の移動は必然的に制限されるでしょうね。ただ、もし仮に今年中にワクチンが実用化されたとしたら来年爆発的に人が動きますね。それまで、お金を貯めたり、自分の腕を磨くことに力を入れてもいいかもしれませんね。
アメリカも中国のコロナに関することで、何か言ってましたね。しかし、最近は中国だけではなくアメリカでさえも信用できません。もうなにもわかりません。このコロナの事態になって垣間見える国の特徴はもちろん、トップのあり方が顕著ですよね。これがコロナ騒動後の発言権を左右したりはしませんかね。
さて今日はお散歩を長めにしたので、写真をいっぱい撮りました。それを今日は紹介します。
もう景色が物語ですよね。ものすごくストーリが動き出しそうな景色で心がいつもふわふわします。
ここの国は本当に晴れの日が似合います。街のほとんどがピンクやオレンジなどの色なので映えるんですよね。
私は映画の美術部だったので、映画の中でセットやグラフィックなどのいろんな作り物をしていたのですが、このドアを見たときに驚きが隠せませんでした。
信じられます?この形。もし、セットを作ろうとしても絶対日本人じゃ思い付かないですよね。これは土地に歴史があったり、土地的な合理性があるのかないのかよくわかりませんが、可愛い。ただ、可愛い。
そして、ブーゲンビリアがこんなところでのびのび咲いているんですよ。この花はポルトガルや南イタリア、あるいはマルタのような南ヨーロッパの温かいところでしかこんなにのびのび咲きません。本当に綺麗です。
150年ほど前にはここをロバで荷物を運んだりしていたんですよ。歴史をひしひしと感じましよね。ここは海沿いのまちで、比較的不便な土地だったと思うんです。
なので、この辺りの家の作りは全て2階以上上の階に居住区があります。一階だと海の被害があったり、運送の都合上あまり合理的じゃなかったのでしょうね。大抵一階は倉庫や作業場、あるいは店舗として昨日していますよ。
そしてこれが、およそ150年ほど前の絵と現在の比較です。海が今より近かったようですね。ここから漁に出てそのまま水揚げが出来たり、人の移動を可能にしたんでしょうね。
正面の一番高い建物が教会でして、この街で一番古い建物です。私の眠りを毎日妨げる鐘の音がなっているところですね。30分おきになるんです。しかも朝の7時から。荒々しい目覚まし時計ですよ。私のアパートの隣にあるのでドアを閉めていてもうるさい。フランス人にとっては心の故郷なんですけどね。日本人にとっては神社の鐘より少し情緒がある程度なんですよ。
美人は三日で飽きると言いますが、美しい景色は2ヶ月見ていても飽きません。
ここで監禁されていたことが本当に運が良かったなと思います。大家さんも優しいし、近所のケーキ屋さんのおあばちゃんは可愛いです。
さて、今日もありがとうございました。
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