経産婦の1/3が悩んでいる?尿もれを治す方法あります✋
こんにちは。理学療法士みなこと、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師りえと、ママ代表まなみです。
尿もれは3人に1人の経産婦が悩んでいる
そうです。また、妊娠・出産を経験していない方でも起こりうる症状なんだとか。
・産後なかなか尿もれが改善されない
・もう産後から数年経ってしまったから治らないと思っている
・トランポリンや縄跳びが不安
・トイレが近い
・妊娠も出産もしてないけど症状がある
そんな方に読んでもらいたい記事です。
尿もれとは
ICIQ-SFという世界共通で使われているチェックリストがあります。下記ご参考ください。
尿もれのしくみ
ポイントは膀胱・骨盤底筋・括約筋の3つ。
1.膀胱が小さい
尿を貯蓄するための膀胱の容量が小さくなってしまうと頻尿になったり、排尿したいというセンサーがすぐ働くので尿を貯蓄しづらくなってしまいます。
2.骨盤底筋が硬い
骨盤底筋は緩むものなのではないか?と思われがちなのですが実は硬いことが問題。硬いとしっかり締まらないので柔らかくしていく必要があります。
3.括約筋が弱い
尿もれ最後の砦。この筋肉が他の組織と癒着してしまうと働きづらくなり、機能しなくなってしまいます。
膀胱・骨盤底筋・括約筋。
この3つをどうしたらいいの?
膀胱は大きく。骨盤底筋は柔らかく。括約筋が効くように治療していく必要があります。
骨盤底筋のセルフケア方法
硬くなり筋肉が効きづらくなった骨盤底筋をストレッチさせて柔らかくするためのセルフケアをご紹介します。必要なアイテムはハンドタオルのみ!
1.ハンドタオルをおしぼり状にくるくる丸める
2.下の図のように、恥骨と尾骨の間におしぼりを立てに入れて座ります。
坐骨と坐骨の間のおしぼりが「何かに触れているな」と感じる部分が骨盤底筋です。恥骨、坐骨、尾骨の場所も確認してみましょう。
恥骨:おへそからまっすぐ下ろしていって触る骨。
坐骨:座ったままお尻の下に手を敷き込むと、手が痛く感じる骨。
尾骨:便を拭くように手を下ろしていってコリッとする骨。
ストレッチの効果を感じられるよう、収縮感覚を試してみましょう。最初は尿を我慢するようにギュッと締めてみてください。
次は肛門をギュッと締めてみてください。真ん中の膣は、わかりにくいという方が多いかもしれませんが、ギュッと締めてみてください。
全部一緒に締まってしまうという方もいるかもしれませんが、最初の感覚として覚えておいてください。
3.そのまま10分間、おしぼりの上に座りましょう。(もし痛みを感じたら中止してください)
10分経過したらタオルを外して収縮感覚を試してみましょう。まずは括約筋です。おしっこを我慢するように力を入れてみてください。
次に肛門を絞めるように力を入れてみてください。最後に真ん中を絞めるように力を入れてみてください。柔らかくないと鍛えられないので、ストレッチをして緩めてあげることが大事になります。
感じは変わったでしょうか?あまり変わらないという方は、膀胱や尿道括約筋など他の部分に問題があると考えられます。
このストレッチは継続してやっていただきたいなと思います。車の運転中やリモートワークの時間などをうまく活用してみてくださいね。
詳しくはYouTubeでもお話してます
ファシアケアの相談をしてみたいという方は、りえさんとみなこさんまでお気軽にお問い合わせください。
▼Lifeblood鍼灸マッサージ院院長 柴原理恵 @東京都飯田橋
E-Mail:rie.shibahara@lifeblood.jp
Instagram:@rieshiba_6
Twitter:@RieShibahara
▼女性のからだ研究室主宰 山上未菜子 @長崎県佐世保市
E-Mail:femalebodyresearch2@gmail.com
instagram:@femalebodyresearch
Twitter:@womanbodylabo
それでは、よいケアを!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?