本やネットを通して、著名な三線製作者の情報がインプットされてくると、好奇心がムクムク。 熟読していた三線のWEBサイトの管理人様に連絡をすると、有名な三線職人・銘苅春政さんの三線を譲っていただけることとなった。 素人目にもそれはそれはそれは美しい久場春殿型の三線をわが家にお迎えることができた。 音の響きも弾き心地も、何より姿が、うっとりするくらいステキ。 そこからはプチ三線コレクターの道をまっしぐら(笑) 7つの型を見たいし弾きたい。 ビンテージな三線をさわりたい。 由来の
コロナウィルスの蔓延で、にっちもさっちもいかなくなった2020年4月。 連休に予定していた沖縄旅行が中止となった。 沖縄気分を味わおうと、YouTubeで沖縄の動画を見ていたら、カンカラ三線をカッコ良く弾くいんやくりお君の動画に出会った。 これだと思い、すぐに取り寄せた。 組み立てて、弾いてみたものの、調弦がすぐに狂い、音もボヨヨンと情けない。 いんやくりお君の弾くカンカラ三線とは、まるっきり違う楽器。 何となく弾けるようになったら、今度は本物の三線を弾いてみたくなった。
2016年3月、二泊三日で、沖縄の歴史遺産をすべて見学するという旅をする。 京大名誉教授・高橋康夫先生の科研費のプロジェクトに夫が参加しており、便乗させていただいたのだ。 私にとって初めての沖縄。 まず訪ねたのが、三重城。 平日にも関わらず、何組もの人々が、香炉の前で手を合わせていた。 何に対してお祈りしているのだろう? 私にとっての最初の沖縄との出会い。 沖縄の信仰に興味があるならと、高橋先生が、見学ルートには入っていなかった、浜川御嶽に連れて行ってくださった。 浜川御