観察の練習 #4
梅雨なんかなかったゾ。暑すぎるって〜
さて、本題。
先日ある人から東京のお土産として、ポップコーンを頂きました。
銀座のポップコーン。
ちょっと高いんだろうな〜、でも絶対美味しいやつやん。なんて考えながらパッケージを眺めてた。
JAPANESE POPCORNっていう商品だったんだけど、
塩キャラメル味のものとブラックショコラでパッケージデザインがちょっと違う。
なんでだろう。
銀座ブラックショコラ
おもて
まず最初に目に入ったのはおもての
"JP corn" の "O" だけ赤くなっててなんか縦長になってるところ。
なんでここだけ強調してるんだろう
そう不思議に思いながら目線そ下にずらしていくと、
保存料"ゼロ"
合成着色料"ゼロ"
という文字。
これを見て、商品名のOだけ違う装飾がされていたのは、O(オー)の文字とゼロをかけてるからだということに気づいた。
この商品を手にとったときに、「あ、このポップコーンは体にいいんだろうな」っていうなんとなくの印象を持つと同時に、
逆に世に流通してる普通のポップコーンは「保存料と合成着色料を使用している」ということにも気付かされながら。
うら
それからうら面を見ると、黒い背景に白字で文字が書いてある。
「感動」と「改革」のフォントサイズを大きくして強調された文章。
黒い背景にはシリアスな印象を受けるし、
そこに書いてある文章からも、このポップコーンを通して世の中に訴える「主張」のようなものを感じる。
塩キャラメル
おもて
銀座ブラックショコラとはまた違ってパステルカラーで、明るくポップな印象。
銀座というより原宿なイメージ
(住んだことないから知らんけど!笑)
ブラックショコラ味のものとは違って、"corn" の文字には何も装飾は加えられてないし、もちろんその下の "なんとかなんとかゼロ" とかも書いてない。
代わりに英語で合成着色料フリーとかなんとか〜って書いてある。
そこで、銀座ブラックショコラの方をもう一度見直してみる。
銀座ブラックショコラは、英語表記は基本的にない。
それに比べて塩キャラメルの方は、
商品名の下と裏面に英語の文章が書いてある。
同じ商品なのに、味が違うだけでこんなにパッケージデザインが違うのが気になった。
外見の印象と機能
でも、英語表記の有無を考えずに、外見だけで見たら、
銀座ブラックショコラの方が日本ぽくて、塩キャラメルの方が海外っぽい。
ターゲットで考えると、
銀座ブラックショコラのパッケージデザインは外国人旅行者が好みそうなデザイン。
なのに、英語表記は少なめ。違和感。
塩キャラメルの方が、原宿のギャルとかが好きそうなデザイン。
でも、こっちには結構英語が書いてある。違和感。
塩キャラメルを買った人が日本人だろうが、外国人だろうが、たぶんそんなに困らないと思うけど、
銀座ブラックショコラの日本ぽさに惹かれた外国人旅行者にはあんまり優しくないし、結構"主張"をメインにしてるパッケージだったから、
その主張は日本語が読める人の手元に渡らないと伝わらなくない?
もちろん、お土産でもらっただけだから、他にもバラエティ豊富な味展開があるのかもしれないし、
塩キャラメルと銀座ブラックショコラではシリーズが違うのかもしれないけど、2つのパッケージデザインの違いからそんなことを考えましたとさ。
あ、味はめちゃくちゃ美味しかったです!!!!!!!!
映画館でパクパク食べるようなやつではなくて、一粒一粒味が濃くてGODIVAのチョコのように大事に食べるみたいなポップコーンでした
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