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あだ名。

最近、マンションの清掃のおばちゃんにあだ名をつけられました。

じゃが姉。

あだ名をつけられたのは嬉しいが、ディスられている気もして素直に喜べない。でも別に悪気はあるわけではないだろうし、やっぱり私は芋臭いのか。まぁそれはそれでいいか。

今年の冬は、アウトレットで拵えたマフラーを頭から巻き、いわゆる真知子巻きをしている。それをすると温かいし、気に入っているのだが、側から見ると少し変なんだろう。

そして、その姿を見たおばちゃんから「じゃが姉」と名付けられたんだから、多分じゃがいもでも掘ってる姉ちゃんというイメージになったんだろう。

でもね、嫌ではないんです。だって、自分に合ってる気がする。

どんなにカッコつけようと、いつもなんかカッコつかなくて、おっちょこちょいで、しっかり者に見られるけど抜けていて、見た目も多分ちょっとどこか変で、、、それを一言で言い表しているようで、実はちょっと嬉しかったりするのかも。

でもそれと同時に思うのです。やっぱり垢抜けてはないんだね、と。

自分を偽ることなんて出来ないんだね。じゃが姉でいいじゃない。面白いもの。



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