「ターゲットのページ、ちょっとわかりずらくない?」の反応にとまどう方へ
みなさんはプレゼンテーションなどのターゲティングの説明で何か工夫されていることはありますか?
いつも同じフォーマットでマンネリしているなんてことはありませんか?
「そう言えば、ちょっと飽きられている感じがあるかも...」と、お気付きになられた方、結構たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ターゲティングの見せ方は、みなさんが思っている以上にたくさんあります。
それをうまく使い分ければ、プレゼンテーションのパフォーマンスがかなりアップします。
さらにテンプレートのラインナップを複数持っておくことで、プランニングに幅を出て、どんなジャンルやテーマのプランニングの依頼が来てもすんなり対応できるようになります。
この記事で、マーケティングやプロモーションなど、様々なジャンルやテーマの企画書に活用できるターゲティングのテンプレートを7つまとめて紹介します。
ターゲティングとは
まず、ターゲティングについておさらいしましょう。
こちらは市場をセグメンテーションでグループ化し、そこからターゲットとなるユーザーを絞り込んでいくながれを表しています。
ターゲティングは、市場を特的の基準でグループ化(セグメンテーション)し、そこからマーケティング活動のもっとも望ましい対象(ターゲット)を絞り込み、設定することを指します。
ターゲティングのフレームワーク&テンプレート①【ピラミッド】
ピラミッドは、ターゲティングにおいて最もポピュラーなフレームワークです。
上からプライマリーターゲット、セカンダリーターゲット、ターシャリ―ターゲットと優先順位を付けて配置します。
ターゲットの呼び方は、メインターゲット、サブターゲットとか、1stターゲット、2ndターゲットなど、プレゼンテーションの相手に馴染みやすい名称を選択してください。
ピラミッドの横には、属性、出現ボリューム、ペルソナ情報などを記載し、ターゲットを具体的にイメージできるようにます。
ターゲティングのフレームワーク&テンプレート②【スライド】
ターゲティングのフレームワーク&テンプレート③【パネル】
こちらは、パネル形式のフレームワークです。
調査報告書などでよく登場します。
ターゲットの位置関係が複雑な場合など、上下の一軸で整理しにくくなった時に活用するとスマートに表現できます。
上記のサンプルでは二軸のテーブル上にターゲットの属性を記載したパネルを配置しています。
ターゲットの情報はすべてパネルの中に盛り込むことができ、パネルのそれぞれの位置関係を視覚的に表現することができます。
ターゲティングのフレームワーク&テンプレート④【ブロック】
ブロックは、パネルを発展させたフレームワークです。
テーブルの軸は三軸です。
こちらも調査報告書などによく登場します。
書き方はパネルと同様ですが、軸の設定は少々慣れが必要です。
軸の設定がきれいにできると一目置かれます。
ターゲティングのフレームワーク&テンプレート⑤【マップ】
こちらはマップ形式のターゲティングテンプレートです。
調査報告書や媒体資料(メディアガイド)などによく登場します。
ターゲットの位置関係とボリュームを視覚的にわかりやすく表現することができます。
ターゲティングのフレームワーク&テンプレート⑥【サークル】
こちらはプレゼンテーションのインパクトを重視したフレームワークです。
ドキュメントを一目見て、ターゲットの構造、位置関係、ボリュームを把握することができます。
サイネージなどでプレゼンテーションする時などに活躍します。
新商品発表会などのプレゼンテーションで活用されることが多いです。
ターゲティングのフレームワーク&テンプレート⑦【プロセス】
こちらは営業戦略、販売戦略、プロモーション戦略の企画書などでよく活用されています。
BtoC、BtoBを問わず、ユーザーの購買行動をプロセス化し、そこでアプローチするべきターゲットを決定していきます。
サンプルでは上のプロセスはBtoC、下のプロセスはBtoBで記載しています。
また、上記のフレームワークでは購買行動を「DECAX」をとしていますが、その他の様々な購買行動プロセスに変換して活用することができます。
ターゲット分析のチェックポイント
最後にターゲット分析を実行する上で重要なチェックポイントを解説します。
ターゲット分析で扱う情報の正確性や鮮度は適切か?
ターゲット分析では、市場、業界、競合、ユーザー、テクノロジー、サービスなどの様々な情報を活用することになります。
ここで、重要なチェックポイントとしてお伝えしたいことは、扱う情報の「正確性」と「鮮度」が、適切なものかどうかということです。
フレームワークを有効活用しても、そこで扱う情報やデータが、事実と乖離していたり、古い情報であったりした場合、考え出される仮説の価値がとても低いものになってしまいます。
特に、テクノロジーやサービス分野の情報は、情報の更新が速いので、注意が必要です。
ターゲット分析に取り組むときは、マーケティングの専門性と信頼性の高い情報源を活用するようにしましょう。
情報の正確性
出典が明らかな情報を使用しましょう。
なるべく一次情報を使用しましょう。
専門性が高く、信頼できる情報源から入手しましょう。
情報の鮮度
なるべく新しい情報を収集しましょう。
リリース後、1年以内の情報を使用しましょう。
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おわりに
ご紹介したとおり、ターゲット分析のフレームワークを活用することで、企画書などのアウトプットが見違えるほどカッコよくなります。
ぜひ、お試しください。
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