機関投資家の暗号資産投資意向を踏まえて、我々投資初心者はどう対応するべきか?
暗号資産に興味をお持ちの方に役立つ情報をご提供いたします。
野村ホールディングスと同社子会社のレーザー・デジタル・ホールディングスが機関投資家を対象に「デジタル資産に関する動向調査」を実施しました。
こちらの記事でその結果をレビューしつつ、我々、投資初心者がどう対応するべきかについて考えてみました。
「デジタル資産に関する動向調査」の概要
調査概要
調査主体
野村ホールディングス・レーザー・デジタル・ホールディングス調査対象
国内の運用資産総額10兆円以上の機関投資家、数億円~数千億円の資産規模のファミリーオフィス、公益法人などの運用担当者547名調査方法
オンライン調査調査時期
2024年4月
調査結果の要点
54%が今後3年間で暗号資産に投資する意向がを示しました。
また、25%が暗号資産に対してポジティブな印象を持っていることがわかりました。
暗号資産投資にポジティブな印象を持つ要因としては、ブロックチェーンの様々な商品の開発、ETF(上場投資信託)、ステーキング(暗号資産を保有してブロックチェーンのネットワークに参加して報酬を得る仕組み)などが挙げられました。
一方、暗号資産投資の障壁として、カウンターパーティリスク(取引の相手方が破綻するなどで契約不履行となるリスク)、ボラティリティ(価格変動)の高さ、法規制などが挙げられました。
以上を踏まえて、62%が暗号資産を分散投資の機会と考えていることがわかりました。
上記データの出典
暗号資産投資のチェックポイントと投資戦略
ブロックチェーン開発企業の動向をチェックする
ブロックチェーンの様々な商品開発に注目してそこで活用される暗号資産に投資する戦略です。
商品開発カテゴリー例
金融取引
トレーサビリティ
身分証明
バックオフィス業務の自動化
データ記録
暗号資産のETF(上場投資信託)動向をチェックする
ビットコインなどのETFを購入して資産運用する戦略です。
ステーキング動向をチェックする
暗号資産取引所のステーキングサービスを利用して資産を増やす戦略です。
ポイント運用アプリをチェックする
ポイント運用で暗号資産を貯めるアプリを有効活用する戦略です。
現金を使わないので初心者でも安全に暗号資産投資をすることができます。
投資初心者が対応するべきポイント
結論、市場を動かしている機関投資家のトレンドに乗っかることで有利な資産運用を行うことができます。
従って、暗号資産投資をなるべく早く始めることにデメリットはありません。
【必須】暗号資産取引所に口座開設する
暗号資産取引所に口座を持たないと暗号資産投資はできません。
現在は、いろいろな暗号資産取引所があります。
アプリが使いやすくて手数料がリーズナブル、セキュリティ対策がしっかりしていて利用者が多い暗号資産取引所がおすすめです。
また、暗号資産の動向についてわかりやすく情報提供をしてくれる点も重要です。
これらの条件を見たす暗号資産取引所は、現状では次の2つです。
投資初心者におすすめの暗号資産取引所
暗号資産取引所は銀行口座と同様に複数開設していてもデメリットはありません。
【必須】暗号資産投資を学ぶ
暗号資産投資に絶対はありませんが、学び続けることで投資の成功確率を上げていくことが可能です。
まずは、どれか一冊、手に取ってみることをおすすめします。
こちらの記事が、お読みいただいた皆さまのお役に立ちますとうれしいです。