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CVR上げるWebクリエイティブ5つの切り口

WebサイトのCVRを上げる、下げないようにする。
これらの最適解を見つけることは中々むずかしいことですが、不可能なことではありません。

CVR(コンバージョン率)とは、ユーザーのうち何人が目的の行動(予約、資料請求、購入など)を行ったかを示す指標です。
CVRを高めることで効率的に売上や利益を上げることができます。

CVRを高めるには、その業界、商品・サービス、自社のブランドやパフォーマンスのポジショニングなどを考慮して、ターゲットの検索意図に対して最適なアンサーを提供する必要があるため、いろいろ考えて、中長期的にトライ&エラーをくり返していく必要があります。

このnoteでは、CVRを上げていくための5つの切り口と、それをあなたのビジネスに活かしていく際に役立つ情報をご紹介します。

平均的なCVRとは?

CVRの基準値や平均的な値を把握されていますか?

出典:Word Stream(2023年11月)
https://www.wordstream.com/blog/ws/2014/03/17/what-is-a-good-conversion-rate
  • 調査対象の全アカウントの平均値:約 1% 未満

  • CVRの中央値:約2.35%

  • 上位 25% のアカウントの 平均値:約5.31%

  • Google 広告の広告主の上位 10% の平均値:約11.45%

自社のWebサイトのCVRがどんなポジションなのかを当てはめてみることをおすすめします。
そして、業界や競合他社などを踏まえて、妥当なCVR目標を設定することが大切です。

CVRの良し悪しとあわせてCVの質も重要

CVRの良し悪しは単にその数値だけでなく、その質がどの程度自社のビジネスやWebサイトの運用目的に貢献しているのかも考慮するべきです。
たとえば、様々な企業のWebサイトで資料請求やホワイトペーパーのダウンロードを実施していますが、実際に商談や成約につながったものはどれだけあるのでしょうか?
資料をダウンロードさせることに成功しても、そのユーザーの困りごとや悩みを解決するアンサーが自社の商品やサービスであることを納得させることができなければ、どれだけCV数をたくさん獲得しても売上につながりません。
そのため、自社にとって最適なCVとは何かを掘り下げていくことも、トライ&エラーの重要な課題と言えるでしょう。

それでは、実際にCVRを上げる5つの切り口をご紹介します。

CVRを上げる5つの切り口

CVの導線を最適化する

CVの導線とは、ユーザーがWebサイトの目的の行動に至るまでの流れです。この導線が最適化されていなければユーザーは途中で離脱してしまいます。そのため、CVまでの導線を見直してひとつひとつ問題点をつぶしていくことが重要です。

  • レイアウトやデザインがわかりやすいか

  • クリエイティブは魅力的か

  • コンテンツがアンサーになっているか

  • コンテンツがわかりやすくストレスなく読めるか

  • コンテンツ誤解を招いていないかく

  • CVA(コール・トゥ・アクション)のボタンやリンクが認識されているか

  • その他

CVに直結するターゲットのニーズに絞ったコンテンツを発信する

ユーザーのニーズや関心に合わせたコンテンツを発信することはCVの質にも関係することです。
Webサイトに訪れるユーザーはすべての人が同じ検索意図を持っているとは限りません。
また、ユーザーの中には、すでに自社の商品やサービスに興味を持っている人もいれば、存在自体を知らない人もいます。
このように、ユーザーは購買意欲や認知レベルなどによって異なる購買行動モデルに分類されます。

CTAの設置数を増やす

CTA(コール・トゥ・アクション)とは、ユーザーに目的の行動を促すボタンやリンクのことです。
たとえば、「今すぐ資料請求」「無料でお試し」「お問い合わせはこちら」などがCTAです。
CVRを高めるにはCTAの設置数を増やすことが有効です。
CTAの設置数が多ければ多いほど、ユーザーの取りこぼしが減り、目的の行動に至る機会が増えます。
そしてCTAの設置数を増やす際に次のような工夫をする必要があります。

  • CTAの位置やサイズを目立たせる

  • CTAのデザイントーン(色や形)を統一する

  • CTAのタイトルをわかりやすくする

  • CTAの周囲に権威付けの要素を配置する
    ※○○推奨、○○万人に選ばれている、満足度○○%

CTAの誘導文を磨きこむ

CTAの誘導文とはユーザーにCTAをクリックさせるための背中を押す文章のことです。
誘導文はユーザーに自社の商品やサービスの価値とメリットを理解させ、信頼感や安心感を刷り込むことでCTAのクリック率をアップする役割を果たします。
誘導文は次のポイントを中心に見直しましょう。

  • ユーザーのニーズや関心に寄り添う

  • 商品やサービスが何を解決するのか明確にする

  • 商品やサービスのメリットや特長を具体的に示す

  • 商品やサービスの実績や評判を示す

  • 商品やサービスに対する不安や疑問を払拭する

  • その他

エントリーフォームを最適化する

エントリーフォームの最適化とは、ユーザー情報の登録ページなどユーザーが目的の行動に至る最終プロセスです。
実はエントリーフォームのちょっとした改善が、CVRに大きな影響を与えることも多いのです。

まとめ

CVR上げるWebクリエイティブのノウハウやアイデアには他にも様々なものがあります。
こちらも、ぜひ、チェックしてみてください。


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ススメ@マーケター
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