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場所が違えば、空気が変わる

昨日、新しい、音声配信アプリ、ラジオトークで、ライブ配信をしてみた。

そのことについて、ぼくが、感じた、空気の違いを、書こう、と思う。


ぼくは、普段、stand.fmという、音声配信アプリで、配信している。

そこでは、来てくださる方と、コメントを通して、コミュニケーションをしている。

会話をしているじかんが、ぼくにとって、とても、大切で、楽しいじかんだ。


来てくれた方との会話がメインになるので、ぼくの話は、あまりしない。

コメントが、止まったり、ゆっくりになったら、ぼくの話をする。


stand.fm、通称スタエフは、つながりを大切にしている、音声メディアだ。

音声で、つながった方とは、ほどよい距離感で、つながることができる。

その距離感が、心地がいい。


そして、ラジオトーク。

ラジオトークも、ライブ配信ができる、音声アプリだ。

スタエフと同じように、ライブ配信をすればいい、その時は、そう思っていた。


はじめての配信。

すこし緊張しながら、ライブをスタートした。

じかんは、30分。


はじまって、数名、入室してくれた。

入室してくれた方で、コメントをしてくれる方が、いらっしゃった。

けれど、その方だけしか、コメントに参加しない。


ラジオトークは、コメントをしない限り、名前が分からない。

つまり、コメントしなければ、誰が聴いているのか、配信者側は、知ることができないのだ。

分かるのは、入室してくれた方の人数だけ。


スタエフのように、来てくれた方のコメントをひろって、話をひろげていくスタイルは、通用しない。

ぼくは、そう感じた。

空気感が、違う。


なら、ぼくが、できることは、ふたつ。

ぼくが、話し続けるか。

聴いてくれている方が、コメントしやすい雰囲気をつくること、だ。


ぼくは、日頃、来てくれている方のコメントに、助けられていたことに、気づいた。

ひとつ、ひとつのコメントが、本当にありがたかった。


それでも、いまは、向き合って、話すしかない。

じぶんで、話せることを、ありのまま、話した。

途中、早口になったり、言葉につまったけれど。


後半は、ふたりほど、コメントで、参加してくれた。

嬉しかった。

コメントが、こんなに、嬉しいとは、思ってもみなかった。

そして、あらためて、コメントをしてくれる方の存在の大きさを感じていた。


なんとか、30分、話切ることができた。

ぼくの話し方のせいもあるけれど、ラジオトークは、本当にラジオに近いメディアなのかもしれない。

ながら聴きをする方が、多いのかもしれない。


けれど、いい体験をすることができた。


これからは、じぶんのトーク力を磨いていこう。

そして、質問する力も、磨いていこうと思う。


場所が違えば、空気が変わる。

当たり前のことだけれど、当たり前では、なかった。


これからも、音声配信を楽しんでいこうと思う。

声で、表現することを、楽しんでいこう、と思う。


ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。

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もとひろ@絵本作家/エッセイスト
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