祖父が若くして亡くなったのが、クリスマスイブの夕方。幼い私は、両親に連れられて、ケーキやプレゼントを持った人で満員の電車にゆられながら、祖父の家に向かいました。浮かれている街を足早に通り抜けてから、その日は法事の日となりました。それ以降クリスマスをお祝いすることは無くなりました。

いいなと思ったら応援しよう!