憶測を越えるとき。
憶測を越えるとき、はじめて、私たちは未知と出逢うだろう。
それから「はじめまして」は徐々に「こんにちは」になって
それから「仲良くしよう」が生まれて「なんだか違うみたい」も生まれたりする。
それでも、この「なんだか違う」で嫌な気持ちになっても、お互いにニコニコって笑えるようになるととっても楽しいよね。
ニコニコの中には、嘘があるよ。
でもね、嘘は「悪いもの」じゃない。
自分より太い人に太いですね、なんて言ったら太い人は気づいてないときは、そうかなー?と気づいてしまうし、太いのを気にしていたら酷いこと言うなーと怒るし、太いことを誇りに思っていたらスゴいだろ!と自慢気になるよね。
なんとも思ってない人だったら、「うん。そうなの。」で、終わるんだけど。
相手がどんな反応になるか試してみたくて、ついつい「嘘」をつかないまま「ことば」を渡してしまうと、相手の本当の姿が現れるけれど。
でも、そういう訳にはいかないんだって。
だから、「嘘」をつこうよ。
優しくて、美しくて、相手の本当の姿が見れるように。そう、北風と太陽の「太陽」になろう。
キラキラ輝いて暖かくて幸せな気持ちになれるような「ことばの嘘」をつこうよ。
そうしたら、きっと相手は洋服を脱ぎさって、本当の姿をみせてくれるんだ。
凍えるような嘘は寒いから嫌だね。
暖かくなるしあわせな嘘がいいね。
そして、
それはいつかきっと、「真実」になったりして。
これは、まだ憶測を越えることができないから、これからはじまるストーリー。
憶測を越えていこう。
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