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あなたへ捧ぐ、I love you

2008年8月13日。
私は、自らに「百瀬七海」と名前をつけ、言葉を綴っていこうと決めました。

あれから12年。
私は12歳になり、まだこの広い世界の片隅で、たったひとりのあなたへの想いを抱きしめて、言葉を綴っています。

書くことが辛いと思う日々が、なかったわけじゃありません。
でも、それ以上に書くことが楽しいと思う日々がたくさんありました。だから今も、私は悩みながらあなたへの想いを胸に抱きしめ、言葉を綴っています。

会えない時間に育まれた想いを、「愛」という一言で片付けてしまいたくない。
たくさんの言葉を愛しているからこそ、あなたへの「I love you」を、日本語に訳したら、その答えは無限に存在する、そう思っています。
その無限にある答えには、きっと一生かかっても出会うことのできないものもたくさんあるでしょう。

だけど、言葉にできなかった答えも、それはこの胸の中にきちんと存在していて、どんなときもあなたのことを想っています。

言葉って、どうしてこんなにも広い世界を見せてくれるのでしょう。
それなのに、どうしてこんなにも狭い答えにしか、出会うことができないのでしょう。

あなたを想う私は、これからもこの世界の片隅に生き続ける。命尽きても、心はきっとこの想いを抱えたまま。

あなたが隣にいた日々は、とても幸せでした。
でも、あなたが隣にいない今も、決して不幸ではなく、とても幸せです。
あなたに出会えたことで、たくさんの「I love you」の意味を知ることができたから。

だからこれからもきっと、あなたを想う私は、とても幸せです。




こちらの企画に参加しています。


2020.8.13

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百瀬七海
いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。