微睡みの天使 #ひと色展
新緑の匂いを感じながら、自然な呼吸を繰り返し、ゆっくりと瞼を開ける。
世界はなにも変わらないのに、ここだけはなぜか、時間の波が緩やかに流れてる。
穏やかな気持ちのまま、ひとつ目をこすり、ふたつ目をこする。
木漏れ日から差し込む光に、優しい匂いが混じるのを感じる。
微睡みながら、小さな幸せを数える。
そこにはいつも、大切な温もりがあった。
変わらない、たったひとつの優しい温もりが。
上記の企画に参加させていただきました。
2022.4.19
いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。