レア開花シリーズ(2)大型植物「モンステラ」「ゾウコンニャク」などの開花は地震前兆か
■はじめに
今月は2回にわたって、コンニャク属/サトイモ科のレアな大型植物の開花と地震・噴火発生、そして月齢との関係について調査した結果を公開している。
前回は世界最大級の花として開花が話題になっている、「ショクダイオオコンニャク」の調査結果を紹介した。
その結果、数年に一度しか咲かない植物の開花の後で、近場で地震が発生する場合が多く、また月齢との相関関係が見られることもわかってきた。
今回は、コンニャク属/サトイモ科の植物として、「ショクダイオオコンニャク」の親戚的な植物の開花を調査してみた。
具体的には、サトイモ科のモンステラ、ヤマサキカズラ、ゾウコンンニャク、ハスイモの4種類の植物を調べてみた。
前回と合わせて53件のサトイモ科の開花事例を調査した結果として、かなり顕著な事実が明らかになった。
このような研究は日本では無いだろうし、また世界でも前例がないかもしれず、そうだとすれば私が発見したことになる。
例によって、このnoteマガジンの読者だけに、この発見を公開することにしたい。
■調査対象
まず、今回調査対象とした4種類の植物について、以下に写真と共に簡単に紹介する。
◎モンステラ
サトイモ科モンステラ属
原産:熱帯アメリカ
大木の幹に絡み付いているツル性植物。
髙さ:7~8m
開花期:7月~9月
分類:多年草
====無料購読エリアここまで====
ここから先は
3,217字
/
6画像
¥ 350
よろしければサポートをお願いします。家族を養う職業ライター・ブロガー・研究者なので、助かります。