グッドパッチUXメンバーインタビュー - モチベーションの源はユーザーのリアルな反応! -
こんにちは、グッドパッチのモモです。
この記事では、1月にグッドパッチに入社したUXデザイナーのりょうさんをご紹介します。
事業会社で金融サービスにPdMとして携わり、グッドパッチにはUXデザイナーとして入社したりょうさん。UXデザイナーとしての原体験や、なぜグッドパッチを選んだのか、グッドパッチに入社してみての印象など、ざっくばらんに話してもらいました。
特に、これからUXデザイナーになりたい方、グッドパッチへの転職を考えられている方は是非ご覧ください。
ーーまずはりょうさんの簡単な経歴を教えてください。
新卒でLINEに入社し、企画職やPdMとしてLINE銀行設立のプロジェクトに3年間携わりました。その後PayPayに出向し、半年間ほど事業企画に従事していたんですが、「やっぱりもっとユーザーに近い仕事がしたい」と思い、グッドパッチに入社しました。
ーーずっと金融業界に携わってきたんですね。新卒の頃から興味があったんですか?
そうですね、LINEに入社した時点で金融サービスを扱う子会社に行きたいと考えていました。いくつか理由があったのですが、1つは規制が厳しくて複雑な業界の方が面白そうだと思って。
あとは例えば、ローンのような手数料ビジネスって、リスク観点からお金に困っているユーザーほど金利が高くなる傾向にありますよね。合理的な考え方ではあるけれど、ユーザーフレンドリーではないと思っていて、そういった部分を変えていけたらなと思っていました。
LINEに入社していくつか頂いた選択肢の中に“LINE銀行設立プロジェクト”っていうのがあって、新しい銀行をつくる経験なんてそうできることじゃないので、「めっちゃいい経験じゃん」と思って選びました。基本的にユーザーとのタッチポイントになる部分を担当していて、要件定義や画面設計、QAを担っていました。
その後PayPayに出向して、より上流の事業企画を担当しましたが、半年くらいして「やっぱりユーザーのタッチポイントになるUXのような領域の方が好きだな」と感じました。
ーー事業企画を経験する中で、よりユーザーに近い領域に魅力を感じるようになったんですね。
そうです。あまりロジック的なものはないんですけど、リアリティが全然違うなと思っていて。
原体験に遡ると、大学時代にずっとイベントの運営をやっていたんです。実際に来てくださるお客さんやゲスト、運営メンバーなどのリアルな感想や反応を常に浴び続けられていたのが一番のモチベーションだったんですよね。
やっぱり、自分たちが作っているものを直に触れているユーザーのそばにいる方がモチベーションが上がるので、せっかく人生のほとんどを占める仕事だからこそ、自分がテンションが上がることを仕事にしたいなって。
ーーテンションを大事にしているりょうさんらしいですね。
そこからグッドパッチに入社したきっかけは何だったんですか?
最初の出会いは、転職サービスを使っていた時に、当時の採用担当の方から「カジュアル面談しませんか」とオファーを頂いたことです。元々グッドパッチのことは知っていて、業界内でも有名でしたし、土屋さんの発信力もあってポジティブな印象でした。ただ結構クリエイティブなイメージがあって、自分自身とは縁遠い存在なのかなと勝手に思っていたんです。ところがカジュアル面談をしてみると、意外とクリエイティブだけじゃなさそうだぞ、と。確かにアウトプットはクリエイティブかもしれないけど、そこに至るまでにUXとかストラテジストとかブランディングとかユーザーの課題解決をする人たちがいて、「ここなら自分も居場所ありそうじゃん」と思いました。
働く上で雰囲気や人柄も大事にしたいと思っていて、カジュアル面談をきっかけになんとなく楽しくやっていけそうな雰囲気を感じて、面接をお願いしました。
ーーなるほど、最終的な決め手はなんだったんですか?
やっぱり“デザイン”だと思います。
ITサービスって便利だし、いろんなことが効率的にもなるんですけど、それだけだと新しいプロダクトやサービスが出てきた時に簡単に代替されてしまいます。人がそのプロダクトやサービスを使い続けるには愛着や憧れのようなものが必要だと思っています。つまり、機能的だけでなく、情緒的な要素が必要だなと。もちろん、慣れやスイッチングコストが高いなどの理由で置換できない場合もありますが。じゃあ、それってどうやって生み出せるのか考えたときに1つの方法としてあるのがデザインだと思いました。それはビジュアルでもあるし、設計という広義な意味でもありますが、ユーザーの課題だけでなく体験や思いにも紐づいたプロダクト、サービスであれば簡単に他のものに乗り換えることはしない。そういったデザインをグッドパッチはやっているのでその部分に大いに共感したというのが最終的な決め手になりました。
ーーグッドパッチに入社してからはどんな業務に携わっていますか?
飲料メーカーが提供するヘルスケアサービスを担当しています。特にユーザーが利用するアプリの企画や改善に携わっていて、これまでユーザーが何に価値を感じていてどう使ってくれているかを把握して、さらにプラスの価値を提供できる企画や改善を行っています。
先日は北海道出張に行って、アプリのダウンロードを促すイベントに参加して、リアルなユーザーやクライアントの営業担当の方と直接お会いして来ました。やっぱり生の話を聞けたり、生の反応が見られるのが楽しいですね。
前職ではもともとUXデザイナーに近いPdMでそこまで事業の数字を気にする立場になかったのですが、事業企画を経験したことで事業の「数字」に対する意識が強くつきました。これからではありますが、クライアントのオーダーだけでなく、クライアントの事業全体を考えた企画や開発を実施できればと思っています。
ーー入社してからの印象に変化はありますか?
思っていた以上に良い人が多い。すごく心理的安全性が高い職場ですね。
一方で、みんな優しすぎるが故に波風立たずに進めていこうみたいな雰囲気がたまにあって、よくないところも本音で話すのが難しい時がありますね。リスペクトを持ってときには厳しく意見を言い合って高め合っていく為の方法を模索しているところです。
ーー最後に、今後取り組みたいことを教えてください。
引き続きユーザーの声が聞けるところにいたいですね。
その上で、もっとクライアントやユーザーの持続可能なブランディングやサービス開発を担っていきたいです。クライアントワークとして携わっているので、最終的には自分たちがプロジェクトから離れたとしてもサービスがどんどんよくなっていける…そんな未来を見据えて全体設計を行っていきたいですね。
終わりに
とにかく「ユーザーのリアルな声を聞き続け、長期的なサービス設計を行っていきたい」とモチベーションたっぷりのりょうさん。いちUXデザイナーとしてだけでなく、会社全体のことを考え、グッドパッチの価値を高めていきたいと意気込んでいました。
グッドパッチのUXチームには、UXリサーチやサービスデザイン、プロダクトマネジメントなど、様々な志向性とバックボーンを持つメンバーが多く在籍しています。
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