蒼天航路 荀彧 じゅんいく

曹操のブレーンの一人にジュンイクという軍師がいる。

ジュンイクを表現する良いセリフがある。
世界を放浪した後戻ってきたジュンイクは「あらゆるものを見聞し頭の中に天下を収めて、しかもそれらをすっかり忘れて戻って参りましたあーッ!!」
とか、
「たたき込んだ事は戦場に着くまでにすっかり忘れておきますから!」
など。

それまでの知識、経験、状況、を一度すべて無しにして、ゼロベースで考えるという事だろう。

また、曹操のブレーンに賈詡 かく というものがいる。
彼は部下の軍師に言っている。「今まで敵について聞き知ったことはそれまでにすべて忘れ去れ」「何の前提もない境地から策を放り出す」

ゼロベースで考える事の重要さを説いているのだろう。

かの堀江貴文氏もゼロベースで考える重要性を説いている。
「資格を保有しているからそれを利用して何かやりたい」とか「〇〇駅に不動産を持っているからそこで何かやりたい」みたいな質問に答えるときは、
いつもゼロベースでの考え方で答えている。

蒼天航路は、最初のうちめっちゃ面白くて、
途中から失速して、後半はもはやなんだかよくわからない感じになるが、
それでも頑張って全部読む価値があると言えますね。

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