第8回心電図検定3級受験まとめ|循環器2年目看護師チャレンジPart2
こんにちは。循環器2年目看護師のももナスです。
今回は心電図検定の受験まとめを綴ります。
心電図検定対策は下記リンクから↓
1:第8回心電図検定3級の出題内容
早速ですが、第8回心電図検定3級の出題内容は以下の通りです。
問題数は50問 試験時間は90分
選択肢から2つの回答を選ぶ問題は50問中5問
軸の鑑別問題(左軸偏位・右軸偏位)はある
脚ブロック(右脚・左脚の鑑別)はある
発作性上室性頻脈(PSVT・SVT)は選択肢として出題されるもAT・AVNRT・AVRTなどの鑑別はなし。
QT延長からトルサードポアンツ(TdP)を選択する問題
房室ブロック(AVB)と洞不全症候群(SSS)の選択は頻出
洞不全症候群(SSS)はRubenstein分類の鑑別はなし
房室ブロック(AVB)は1〜3度の鑑別が問われる
心筋梗塞を選択する問題(梗塞壁や病変血管の選択はなし)
心電図所見を理解する上で必要な言葉の選択問題が多い(QT延長・J波・ST上昇・ST下降など)
WPW症候群を選択する問題(A・B・C型やケント束の位置は問われず)
ブルガダ症候群(coved型)を選択する問題
50問中3問に電極のつけ間違いが選択肢に入っている
肺塞栓・心筋炎・たこつぼ型心筋症(TC)・早期再分極症候群は深く問われず
NSVT・2段脈・3段脈・ショートランの波形が含まれる心電図問題あり
右胸心が選択肢に含まれる問題
アーチファクト(ドリフトや交流障害は問われず)の選択問題
期外収縮(PVC・PAC)の種類を問う問題(起源は問われない)
ペースメーカーはDDD設定で出題あり(ペーシング部位の同定やCRTの心電図波形は出題されず)
総評すると電図の基本的な判読知識が問われるな〜というかんじです。
病名の選択や病変部位の同定よりも、12誘動心電図を読む上で必要な基本的知識があるかどうかを試されると言った所ですかね。
心電図検定3級の試験対策を行なっておけば問題なく解くことができました。
検定対策は以下の記事を参考にしてみてください。
https://editor.note.com/notes/nae7b4a1c4889/edit/
2:心電図検定当日のまとめ
当日のスケジュールは下記の通りです。
私は博多会場で受験しました。
約900席を設けているだけあり、受付やお手洗いはかなり混雑していました。
そのため、会場に着く前にお手洗いは済ませておくことをおすすめします。
また、会場の座席は長机に受験者が2人ずつ座るスタイルです。
消しゴムを使う際は、机を揺らして隣の人の迷惑にならないよう気遣いが必要でした。
3:心電図検定|絶対に持っていく持ち物
検定時に絶対に持って行く持ち物は何と言ってもデバイダーです。
デバイダーとはコンパスのような道具で、両方の脚に針がついています。
心電図判読の際にはR-R間隔やP-Q間隔、電位など幅や高さの測定を行うことが多いですよね。
それらの測定は定規でも代替できますが、デバイダーを使えばさくっと測定できるので時短になります。
デバイダーの使い方は下記のリンクを参考にしてください。
4:まとめ
今回は心電図検定3級の受験まとめを綴りました。
心電図検定では過去問が明らかになっていないため、今回の投稿が受験者の方の力になればと思っています。
私も来年は2級の受験を目指しているので、同じように心電図検定受験を決めている人は一緒に頑張りましょう。
それではまた。
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