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東京観光したらオジサンに人生を慰めてもらった話(東京日記)

お盆に大阪の実家に帰省しました。

その前に。
ちょっと用事があって東京に寄ったんですよ。
ところがみなさん聞いてくださいよ。(読んでるわ)
その用事が全面的に無くなったんですよ。
じゃあなんで行ったんや、っていう話じゃないですか。
ものすごいがんばって手短に説明すると、

早割で取ったチケットは日時の変更ができない

キャンセルすると半額程度しか戻ってこない

北海道→東京&東京→大阪をキャンセルして
北海道→大阪を早割でもなくなってから新たに取るとなると、
1万円ちょいの赤字

というワケで、「そんなんやったら観光がてら行くわ💢」ってことに。

さぁ、何をしよう?
勢いで来てみたものの、何の予定も無く。
そこでたまたま知ったイベントが、デイリーポータルZというサイトのイベント、『似顔絵バイキング』。

目の前で描いてもらう似顔絵なんて、小学生の頃に縁日かなんかで描いてもらって以来なんじゃないかな?
描いてもらいたい!!!
いつも記事を読んでるライターさんに描いてもらうってのはなかなかの経験だろうなぁと思いまして、行ってみることに。
告知ページに、べつやくれいさんと北村ヂンさんは人気だから早めに整理券取ったほうがいいよ!との注意書きが。
そんなこんなでオープンの正午に行きまして、この日のラインナップから、べつやくさん枠を予約完了。
一旦ランチに行って→戻ってきて描いてもらう、というスケジュール。
1人=15分の枠。
べつやくさんはサラサラと鉛筆で下書きし、それを黒いペンで清書。

そしてコピック?的な色ペンを駆使して、私の微妙な茶髪と、微妙な赤茶色のカーディガンを塗ってくださいました。
完成品がこちら。

念のため、ちょと寄せた自撮りがこちら。

似wwwwてwwwwるwwwwwww
いやぁー、絵が上手いって素晴らしい。ホント感動する。
(私の絵心がひどすぎるから)
ちなみにべつやくさんの絵のテイストと言うものが全体的に

こういうのなんですwww
通称『べつやく目』。
描く前に、
「あ、似せて描けるのは、髪型、輪郭、服装ぐらいです。あとは諦めてください。」
と言われました。
似顔絵コーナーで、「あきらめてください」。
斬新な注意事項すぎる。
諦めて描いてもらってよかった!

ホクホクした気分でホテルに到着。
チェックインし、美容院へ行くことに。
ザギンでシースーならぬ、ザギンでソメケー。(毛染め)
できることなら毛染めしてから描いてもらいたかったけども・・・!!
(予約可能時間の兼ね合いで残念ながら)
あたしの体の半分ぐらいの体積じゃないかな?っていうぐらい薄い、でもイケメンのお兄さんに毛を弄っていただきました。
幸せですよね、とらえようによっては頭ナデナデポンポンされてるみたいになりますし。(アラフォー女の妄想力)
そして毛も心も幸せになって、さて晩御飯はどうしようかと。
私が銀座コリドー通りへ行ってもナンパしてもらえると思えないので、これはもう、ひとりでも退屈しないところへ行こう、と。
結果、新橋のスポーツバーで、『巨人 VS ヤクルト』を見ながら1杯やることに。
(※注 私はお酒がほぼ飲めません)
フィッシュアンドチップスと、もものお酒を「薄めでいいです(〃ω〃)」とオーダーし、「(おぉー、もう全然選手知らんわー)」とか思いながら観戦。
どんどん増えてくるお客さん。
なんたってここは新橋。
サラリーマンの聖地。
どんどんオジサンに囲まれる、ピンの私!
そしてついに、オジサン3人組にナンパ・・・ではなく、単純に、可哀想だと思われて声をかけられる現象が起きたのです。
「一人で野球観戦ですか?」「せっかくだから一緒にどうですか?」と。

待ち合わせにも見えなかったか。

そりゃそうですよね。
フィッシュアンドチップス、半分食っちゃってますもんね。

わたしの簡単なヒトトナリ、なぜ一人なのか、人生っていろいろありますよね、なんで痩せないんですかね(フィッシュアンドチップス頬張りながら)、など、おじさまたちにネチネチと垂れ流したところ、とても優しく相手してくださいまして、その上「7時まではハッピーアワーで安いからごちそうするよ!」と、2杯もお酒は飲めない私にブラッドオレンジジュースをおごってくださいました。
そして、
「あなたに声をかけて間違ってなかった。楽しかった!」
と言ってもらえて、幸せな気分でホテルに戻りました。
あの時のおじさまトリオ、ホントにありがとうございました。
おかげさまで幸せな3時間でした。
ヤクルト負けたけど。

そう言えばどっかで聞いたけど。
よく、サラリーマン代表みたいな感じで、「新橋のサラリーマンに聞きました!」「新橋の酔っ払いにインタビュー!」みたいなのあるじゃないですか。
あれ、あてにしちゃダメらしいんですよ。
新橋って、大手一流企業の本社だらけらしく、そこで外食してベロベロになるまで飲めるようなそれなりの年齢のサラリーマンって、なんだったら、
エリートばっかりらしいんですよね。
あの人たちの意見を『平均』として聞いちゃダメだ、って。

なんかもっと高いもの奢ってもらえばよかった・・・!!
パパ活でも申し込めばよかった!!
(エリートはマニアではない)

2日目の日記はまた次回。

いつかここの文章をまとめて同人誌にしたいという夢があります。