【書評】マスカレードホテル 東野圭吾
読み始めたきっかけは、集英社文庫の作品って読んだことあるかな〜と思って本屋行ったら題名だけ知ってる本があったから笑
ナツイチのバックバンド揃えるために、4冊大人買いした笑
↓以下、ネタバレ含みます↓
あらすじ
コルテシア・東京という高級ホテルで殺人事件が起こるかもしれないという情報を掴んだ警察。そこで刑事が潜入することとなり、一流ホテルウーマン山岸尚美は、新田という刑事とペアを組むことになる。
初めは人を初めから疑ってかかる新田、お客様第一で動く山岸は分かり合えなかったが、ホテルのお客さまに対する刑事の勘、ホテルマンとしての振る舞い方など、お互いがお互いの着眼点を尊敬するようになっていく。そのうち極秘だった捜査内容を新田が山岸に打ち明け、捜査がどんどん進んでいき、、、、
感想
元教育実習生の栗原に対する新田の行動が、成長したなぁと。
栗原がちょっと前の新田ならなぐっていてもおかしくない状況でも、一流ホテルマンなら、尚美なら、どうするか?を考えて刑事ではなくホテルマンとしての受け答えをした、、、
この山岸の考え、ホテルマンだけでなく、一般人の私も、も持っていたいなと。山岸はホテルマンの仕事だからやっていることだけれども、要はめちゃめちゃ心の広い人、、、わたしはそんな人になりたい。
ページ数がどんどん減っても犯人がわからなくて、、最後に犯人が出てきた時は血の気が引きました、、、最後の最後までどうなるのかゾクゾクしてましたね
続きが気になりすぎて、途中でやめられなくて朝の4時までぶっ続けで読んでました笑
(半分くらいは事前に読んでいた)
ページが減る、という感覚はやはり紙の醍醐味ですよね〜、ここまで読んだんだという達成感とか、ちょっとボロボロになってく感じとか。
新田が、自分がやりたくもなかったホテルマンに扮してまで捜査に協力していたのに手柄を取られそうになるのは、そりゃ癪ですよね。
でもでも、自分がやっていることは、いつか身を結ぶ、と信じて、人に当たらずに目先のことをこなすことも、時には大事ですよね。自戒を込めて。
履修済みの方感想教えてください♡
🐗もものすけ🍑
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