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片想いに終止符を打つ

自分の気持ちの整理のためにこの場所を使う。
これはわたしのだいじな決断。

地震で目が覚めた。そして好きな彼がいろんな人と仲良くしてる夢でずっと嫉妬していた。
目が覚めて良かったなと思いつつ、続きがどうなるのか気になった。
数日前の話。起きて忘れないようすぐにnoteに書き留めていたらしいけれど、この夢、こんな下書きがあったなんて、今初めて知った。誰かがスマホを盗んで書いたと言われても納得できる。

この数日後、わたしは片想いで好きな彼を嫌いになる。

というより、わざと、自分から拒絶した。

理由は色々ある。

まずは自分の目標に向かって頑張りたいから。
どうしても「実らない恋」という一つの障害が、わたしにとって不必要だと思ってしまった。何も考えずに夢を追いたい。いつ結ばれるか分からない糸に縋るより、自分の運命の糸をそのタイミングで掴みたい。

次に、彼とその周りに嫉妬する感情に耐えれなかったから。
彼には好きな人がいる。それは私ではなく一個上の彼氏持ちの先輩だ。その先輩はとんでもなくハイスペックで、努力家で、完璧で、可愛くて、既にわたしが目標にしている場所の、もっとたかいところに居る、尊敬している方だ。わたしには手が届くまでにまだ時間がかかってしまう。そんな彼女に嫉妬しても今は何も残らないのに、先輩とにこやかに話す彼を見ているだけで心臓が破けそうになる。それも彼と居ると毎回その先輩の話になる。私がどうしても気になってしまって先輩はどんな感じなの?とか馬鹿みたいに聞いてしまうし、そう私が一度聞いてしまったから、それからずっと彼は先輩の頑張りをわたしに報告してくる。
嫉妬。嫉妬したくないのに。辛い。何度も泣いた。


夢をかなえるために変な位置付けをしてしまう。

どうしても、「素晴らしい先輩」の存在が私にとって強烈なもので、先輩と私を比較してしまう。
わたしはもっと強いくなりたい。他人の位置で自分の価値や頑張りを決める人で居たくない。ましてや彼の片思いの相手なんて、嫌だ。目指すものの先にその先輩が居たとしても、どうしても「わたしの目指す場所は彼の好きな先輩の位置だ」と認識してしまう。
わたしはそんな目標に向かって頑張っているわけじゃなかった。なのにそれは片想いの感情が加わると
夢に対する努力ではなくて、恋愛的な要素の努力も加わってしまう。人の気持ちなんて支配できないので、自分の努力をコントロールする以上に神経を使う。なんでわたしじゃだめなの。目標に要らない感情が嫉妬になりかねない。というか嫉妬してしまったから、辛かった。私は先輩みたいになりたいんじゃない。努力の矛先を間違えるのは時間の無駄だと思った。

わたしの良さに気づけない彼、ほんとに私にとって必要?
わたしがアタックしたりアピールしないのは周りの目を気にしてしまうという一つの理由があるけれどそれだけではない。彼に見つけてもらうまで自分を磨き上げて、彼に憧れてもらいたいという思いがある。もちろん彼はそこまで「完璧な人間」ではない。(付き合ってないのに品定めしているようで申し訳ないがそのような意図はない)人間味のあるひとだから、私を好きになってもおかしくないし、それなりに私だって可愛いのになんでわたしのこと好きにならないの?と当然のように思ってしまう。そんな流されない彼を好きになった部分もあるのだけれど。

こうやってうじゃうじゃ考えているうちに努力したほうがいいって気づいた。
文のとおり。彼を意識するんじゃなくて彼を意識させるくらいまで夢に向かって突き進みたい。余計な感情抜きにして、余裕を持って彼に愛されたいし、愛されたい。愛の矛先が私に向かった時は、全力で受け入れたい。それまで私自身を成長させたい。今わたしが彼にどれだけ思いを寄せても、優しさが返ってくることはあっても、愛が返ってくることはないだろう。
彼より一歩すすんだ先でわたしは貴方を待っていたい。

彼のすきなところ、すこし苦手なところ、どちらの感情も抱いている。恋は盲目で、彼にはいいところしかない!なんて冷静じゃない判断ができていない訳ではないし、ノリで付き合いたい〜!ではなく彼をひとりの未来のパートナーとして彼に想いを寄せている。運命か分からないけれど、運命だと思いたい。彼の苦手なところ、少し好きになれないところ。その思いをわざと強く持って彼離れしなきゃいけないと思った。そうしないと夢に近づけない。私の夢はもちろん彼と結ばれること。だけどもっとそれより大きい夢がある。もう、ほんとうに悔しいんだ。やっぱり夢に近づきたい。これは彼に近づきたい想いよりもやっぱり強い。強欲でいいなら、両方欲しい。だけどそんな器用なこと、私にはできない。今は真っ直ぐ突き進みたい。

こんなこと思ってしまうのは、彼のことが元々好きじゃなかったのか?と言われそうだが、そんなことは一切ない。本当に大好きで大好きで大好きで大好きでたまんない。noteの日記に毎度のように勝手に登場させてしまうほど好きだ。付き合ってないのに好きなところ100!とかできちゃうし、彼とわたしが付き合うのも全然ふさわしいとおもう。そのくらい自分は見合ってる!と断言できるほど私と彼はお似合いだと思ってるしもう理由なんてない、本当に大好きだ。申し訳ない気持ちでいっぱいだけれど……

まだ、校内の友人に、家族に、誰ひとりにも彼に対する好意やこの想いを打ち明けていない。
だからついさっき、このどうにもならない彼に対する想いが溢れてしまって、わざと友達に彼の苦手な部分を大袈裟に悪口のように言ってしまった。自分は彼のこと好きでいる場合じゃない。彼への好意を断ち切るために。わざと拒絶させてしまった。
後悔が後をたたないけれど、それ以上に夢への後悔はしたくないから仕方ないと思ってしまった。わたしは感覚が麻痺しているかもしれない。
嫌いじゃないのに、嫌いですという素振りをさせる。今日も話したかったけどそんなことで一喜一憂したくなくて話しかけなかった。

気持ちの整理。
ことばでひょうげんすることは難しい。

私は彼が大好きだ。好きの想いは誰にも負けない。
1番大好き。すきだからこそ1番きらいでいたい。
だいっきらい。

この気持ちを昇華させて夢をつかんでやる。
私の気持ちはこれくらい本物だ。
彼と出会ってから毎日目で追いかけて、想いを寄せた。一途だと思う。恋してる。今も目で追う。話しかけれるタイミングを見計らって計算して行動する。ただそれは今じゃない。タイミングは来る時に絶対に訪れる。その時を信じてわたしは夢に近づく。
絶対大丈夫。諦めない。この決断は絶対にわたしが後悔しない、お守りの存在だ。

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