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12歳の死にたいわたしへ。友達関係では一生悩み続けるよ。

12歳の死にたいわたしへ。せっかく仲良くしてくれる友達にも正直に100%で接してしまうから、思ったことをすぐに口に出してしまったり傷つけることを言ってしまったり。なかなか上手くいかない友達関係で悩んでるよね。

その悩み、15年経った今でもまだずっと悩み続けるよ。


まずね、覚えていて欲しい言葉がある。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉。友達に甘えるな。どんなに優しくしてくれても、一定の礼儀を持って接しないと、仲が悪くなるんだよ。

現に、中学生の頃に出会い、27歳の今でも連絡を取り合う友人はほぼゼロです。本当は2人いたんだけど、もうほぼ疎遠になっちゃったの。これは後ほど説明するね。

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感情をすぐ表に出してしまうあなたは、周りからどんどん嫌われていきます。あなたのいけないところはたくさんあるけれど、「ネガティブ」「感情がコントロールできないこと」が、今あなたが友達が作れない、友達が離れていく原因なの。


あなたは今、自分が友達ができない原因を自分の容姿だと思ってる。可愛くないから、スタイルが良くないから、わたしは友達がいないんだと、毎日毎日落ち込んでいく。

でも、知ってますか?その外見を武器に戦う女芸人の「ハリセンボン・近藤春菜」さんは、友達がたくさんいます。決して、みんなが憧れる外見ではない。だけど、彼女は心が美しいの。それに惹かれてみんな彼女の虜になるの。だから、友達ができるかどうかは外見じゃない。

そして、あなたが後に一度ギャル化して身につけるメイクスキルは、あなたのコンプレックスをすべてカバーしてくれます。だからもう、ネガティブな思考はやめよう。周りをよく見て。人が集まる人はどんな人?誰も一緒にいて暗くなる人と友達になりたいだなんて思わないよ。嘘でも良いから笑ってろ。

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感情がコントロールできないのは、15年経った今でも同じ。あなたは頭で考えるよりも、心で先に動いちゃうタイプなの。特に、酔っ払ったとき。頭では「ダメだ」「迷惑をかける」とわかっていても、その感情に飲み込まれて前が見えなくなって、あと少し踏ん張れば足が地につくところにあるのにそれに気付かなくて。

だから、12歳のあなたがどんなに頑張ったって、人間関係は根本的には改善しない。

だけど、もし、27歳のわたしがあなたにアドバイスをできるとしたら、とにかく笑いなさいということだけ。実際に19歳で「とにかく笑顔」を実践すると、一気に周りに人が集まってくる。

じゃあ、27歳になった今もなんで人間関係に悩んでるのって思うよね。わたしは、19歳ではじめて自分の周りに人が集まったことにパニックになってしまって、その後の対処法を知らなかった。せっかく、わたしに興味を持って近づいてきた友達との関係性を構築していくことができなかったの。

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人との関係って、年齢になるとどんどん変わっていく。どんどん「友達」と出会える機会も、作り方も忘れて、世界に取り残されていく気がする。だけど結局、自分を助けてくれるのって、友達なんだよね。大人になればなるほど、「ああ、もっと友達を作っておいたら良かった」と思う。

そうして、「一人の方がラクだから」とどんどん自分自身を騙し、生きていくしか術が見当たらなくなってしまうんだ。本当は誰よりも人が好きで、寂しがりやで、話が好きなのに、ね。

今でも何が正しいのかわからないまま、もがき続けてるよ。


12才の死にたいわたしへ、27歳のわたしより。