【大人のケンカ】したことありますか?
「大人のケンカ」ってしたことありますか?
「ケンカ」というと少し過激ですが、
ここで言う大人のケンカは
「価値観、意見が違う相手と何かを一緒にやっていて意見が違う場合に、気持ちを正直にぶつけ合う」
ことを指すこととします。
実はわたし、今日、そんな出来事がありました。
三男が0歳から行っている、NPO法人の子育てサークル
この子育てサークルの方針は
子どもを保護の対象ではなく、主体者として捉える
分かりづらいですが、子どもには自ら育つ力があると信じて接することを大切にしていて、大人は子どもが自ら遊びをみつけていくサポートをするイメージです。
大人がこれで遊びな~とおもちゃを出すのではなく、絵の具や、小麦粉や、シャボン玉、どんぐり、お花、水などの素材だけを用意する。
そこから、子ども達が自分で興味を持ち、手を伸ばし、遊びを探求探索するように環境づくりをしていく。
さらに、大人も「子どもの権利条約」や「救命救急」等々に関して学んだり、サークル会員同士の話し合いなども大切にしている。
わたしは、この考え方に共感していて、この子育てサークルの活動も大切にしてきました。
そして、今年度3年目で運営委員になりました。
今日はその会議があって、そこで価値観の違いからちょっとした意見のぶつかり合い=大人のケンカが勃発しました。
このサークルの方針として、他に、「2年保育推奨。子供は年少の年(4歳)まで、幼稚園や保育園に預けずに親がみる」というものがあります。
方針とは言え、絶対ではなく、あくまでそうして欲しいなというものです。
今回、このサークルの方針と違う選択を私がしたんです。
わが家では、来年年少から三男を幼稚園に入園させることにしました。
そこで、今日、メンバーのひとりから
「幼稚園に入れると聞いて、悲しいし腹が立つ」「そのことを聞いてからずっとイライラしてた」と言われ一気に会議の場は凍り付く…という状況になりました。
今までの私だったら、たぶん、そこで何も言えずに黙り込んでいたかもしれません。
でも、子供のこと、自分の人生のことも考えて、夫とも相談しながら出した「幼稚園に行く」の決定だったので、わたしは自分の気持ちを正直に話しました。
その子育てサークルの考え方も素敵だと思うし、そうやって4歳まで子どもといることは、親子共にいい経験だと思う。
でも、幼稚園も幼稚園でいい所がたくさんあるし、幼稚園の活動からも学べるものがたくさんある。必ずしも親子べったりである必要もないと思う。
要は、どちらが正解とかはなくて、それぞれの考えや価値観で決めたことなら、それぞれ尊重されていいと思う。
会議では、そんなことを話しましたが、その場ではどよよ~~ん。
で、帰宅後、、、
私はもう一回その彼女に電話しました。
実は、こんなに価値観は違うし、意見もズバズバ言う彼女ですが、私は、この方のことを人としてキライじゃないというか、好きというか、人間味がすごくあって、面白い人だと思っていて興味があるんです。
電話して、私は三男の幼稚園入園を決めたけれど、決して、サークルの方針を否定してるわけじゃないし、みんなの活動は尊敬していることを改めて伝えました。
彼女はうんうんと聞きながら、私が電話を掛けたことに対して、とても喜んでくれました。
そして笑って言いました。「今日は、お疲れ、ケンカしちゃったね」と。
さらに、「あの場ではああ言っちゃったけど、ももさんが考えて決めたことだから、それでいいと思う。」「3月まで楽しくやっていこうね!」と。
会議の時の空気感からいっぺんして、ケンカのあとの仲直りという感じです
ほっとしました。
今日は、ものすごく疲れました。モヤモヤもしました。
でも、結果的に、自分の気持ちにもウソをつかず伝え、相手の気持ちもきちんと聞くこと。そして、話し合うこと。一方的に感情をぶつけ合うのではなく、冷静に、でも心を持って接すること。そしたら、分かり合えたし、かえって絆が深まった!!ということを経験しました。
疲れたけど、貴重な1日。
そして、書きながらちょっと思いました。
これは大人の青春だな!!!(( ´艸`)
長々と完全に個人的な文章を
最後までお読みいただきありがとうございました。
ここまでさらけ出しちゃっていいのかと思いつつ投稿します。えい!
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