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雑文 #293 アップルパイ焼きたい

朝方、車に轢かれて海で溺れた夢をみた。

苦しくて痛い夢かと思いきや、そんなに悲壮感はなくて、溺れているときは、大波に揺られて気持ち良くすらあった。

そういう夢に悪い意味が予知されているとは限らない(むしろこれから良くなる意味を含んでいる)、みたいなことを聞いたような聞かないような…

私はむしろ、過去幸せだったときの夢を見たほうが、苦しむのだ。いまとなっては失われたことに、哀しみを感じる。


淡々と日常業務をこなしている。息は浅いが、呼吸困難になるほどでもなく、何とかやっている。
いろいろめんどくさいなと思うけれど、やらなくても済むことは無理しないほうがいいし、どうしてもできないことはできないと言えばいい。
気楽にいけばいい。
いまいちヌケてても、気にしない。
読書が進まなければ、ゆっくり読むといい。
ごはんは作りたくなければ適当に買ってくればいい。
買う気さえなければ、冷蔵庫や貯蔵庫の中のものを齧ればいい。
仕事は他の人の手も借りればいい。
外に出たくない日は出なきゃいい。

シナモンのような香りのするお香を焚いているけれど、猫が苦手そうだ。
ふと、りんごを砂糖を煮詰めてパイ生地に挟んでオーブンで焼いたアップルパイを手作りしたくなった。

でもしばらくやらないんだろうな。
とても美味しいのにね。
お菓子を焼いているときの香りは至福だ。

今夜はどんな夢をみるのだろう。
おやすみなさい💤


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