雑文 #143
毎日毎日本当に暑いね（東京）。
アスファルトからの地熱が私をふにゃふにゃにさせる。
困った。
たぶん、暑いからではなくて、忙しいからでもなくて、ただ私からあらゆるパワーやエネルギーが抜けきっている。
体力的にも多少疲れているのだが、それはもっと気力があれば補えるものだ。気力がないので本当に何もやる気にならない。
魂の抜け落ちたような。
仕事から帰ったら、寝るまでのことをやるだけで精一杯だし、何か楽しいことやりたいとか思わないのだ。思いつかないのだ。
だからと言って、朝起きれないとか仕事できないとか、そんなことはなく、ただ感情が抜け落ちた体でこなしている感じ。
これまで極端に落ち込んだり何もできなくなったりしたことはあったけど、こういう中途半端かつ虚しい状態は、あんまり記憶にない。
妹が、演奏家じゃないけど音楽を生業にしてたような人なんだけど、子どもができてライブとか行けなくなって、でも昨日すごく行きたいライブがあって、私が子どもを預かった。
とてもエネルギーをもらって帰ってきたように見える。
そうだ、ライブに行けばエネルギーもらえるの、私もよく知ってるじゃんと思いつつも行く気にさえならない。
そこまでのエネルギーなくて行けない。
本末転倒…じゃないけど、こんなこと、ここ10年で初めてじゃないかな？
音楽もわりと聴かない。BGMとして流してはいるけど、求めて聴かない。
寝る前に、本を読むときだけほんの少し幸せな気分になる。
すごいつらいこともないけどすごい楽しいこともない日々。
あ…ずっとずっと昔、こんなことあったかも。
あのときはどうやって抜け出したんだっけ？
蝉が殻を脱ぐように、私も茶色いカサカサから早く抜け出したい。
みーんみーん…