見出し画像

雑文 #112

ショックなことに、家のパソコンが完全に壊れたようだ。もうずいぶん前から調子が悪かったのを騙し騙し使っていたのだが、息も絶え絶えとなり、数日前から点かなくなった。

私はバックアップを取っていなかった。取らなきゃとうすうす思っていたのだけれど、そんなことが面倒だったのだ。バカ。iPhoneのときや、仕事用パソコンが壊れて焦ったときを思えばそんなの完全にやるべきことだったのに。

もう8年くらい使っているパソコンだ。私はきちんと整頓していなくて、パソコンの中はごちゃごちゃ。仕事用のほうにも私的データが入っていたりして、混とんとしている。でもきっと失くしたデータがあるんだろうな。写真とか。

こういう人にとっては、大事な写真なんかは昔ながらにプリントアウトしといたほうがいい。でもそれも面倒くさくてしない。

でもね、この機会に思い起こしたんだけど、大事な写真って、いまの前のパソコンに入ってる。たぶん。まあここ8年のデータの一部は仕事用のパソコンにも入れ込んでいるということもあるけど、それって、私はこの8年とっておきの思い出画像がなかったってこと?たぶんそう。あらら、かなしい8年だったわね…


阪神淡路大震災から22年。岸田くんがつぶやいていたけど、その頃はインターネットはおろか携帯電話もなかったって。

それで思いついたんだけど、そんな災害時の対応の訓練として、一年に一日だけ日本中ネットもケータイも使えない日を設けたらどうか?

…なんて、大人の事情だらけで無理なんだろうな。うちの小さな会社の社長だってきっと無理だって言うよ。

だけど、私は東日本大震災のときに一日の停電を経験したから思う。それがなくても何とか対応できるようにしとかないと。電気と通話。あのときケータイでネットは通じたけど、電気がないから充電ができずあんまり使えなかった。ほんの数名とメールし、ちょこっとツイッターを覗いた程度。


ひとは便利さに馴らされてどんどんひ弱になってく。

たくさんのひとがいろんなとこでネットのメリットとデメリットを説いてる。

ネットで知り合って一時期たくさんのメールを交わしていたひとが、もう年賀状をくれなくなった。でも私はそのひとに電話できない。なぜなら、最初から電話するような仲ではなかったからだ。何かが彼女の気を損ねたのかもしれない。残念だがこんなことがネットでの知り合いとはすごく頻繁にある。

一方うれしかったこと。

くるりの『NOW AND 弦』のDVD、Blu-rayがもうすぐ発売となるという記事に、“ファンからの要望に応え”とあった。そう、何かの折に私はあのライブの映像化を強く希望するとTwitterでつぶやいたのだった。そして同じような声が続出した。そこへ佐藤さんがなんかつぶやいて登場したので、私はすかさず「こんなに声が上がってます!」との旨リプライした。すると佐藤さんは「ビクターさんに頑張ってもらいます」とツイート。そして2月15日の発売へと辿り着くのだ。

昔なら考えられなかったことだ。ファンの声がこうして手軽に直接届くなんて。相手もちゃんとその声に耳を傾けてくれるミュージシャン(であり社長)だから叶うのだろう。

SNSはたまに面倒くさくなるけど、やはりありがたい。

私がいまTwitterで毎日やっている「くるりアンケート」もとてもおもしろい。アンケートを作るのも、ファンの人たちの反応を見るのもおもしろいのだ。もしよろしかったら #くるりアンケート でチェックしてみてください。

って、ほんと気軽に遊べるのがいいよねネットって。新しいことどんどんしたい。


#日記 #雑文 #散文 #インターネット #SNS #くるり



いいなと思ったら応援しよう!