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雑文 #36
もはやポンコツになりかけている。
夏に活動的だったぶん、冬に動けないこれは本能のメカニズムなんだろうか?動物が冬眠する的な。体重だって冬に増えるもの。
やる気が出なくて何もしたくなくて困っている。
Twitterに愚痴を書く人いるけど(私もたまに書くが)、最近リアルでいやになってきた。身近の人に毒が吐けないからなんだろうなぁ。つい私も書きそうになるけど、ほんとに悩んでることについては書けないぜ。
かと言って、前向きな一方の人も見ててイヤんなる。スマホの通信速度が遅くなるのがみょーに早いし(Wi-Fiはやり方わかんないし)、もうスマホ見るのやめとけ!てことなんだろうか。
ほんとに何をする気力も失せて、休みの日は寝てばかりで過ごしてしまい、こうして夜ちゃんと寝られない。ポンコツの典型です。
眠るのと、読書だけが幸せな時間です。
ミヒャエル・エンデの児童文学「モモ」では、
時間に追われる生活を風刺していたけれど、私はそれを読む前に「時間って伸び縮みするのね」と考えていて、ほんと、いまびよーんと伸びている。
なんか、こんなんでいいのかな。
よくないよな。
(家族とお客さん以外とは)誰とも会わず、独りの時間を長ーく使っている。だがやりたいことはなかなかできずに。
自分に嫌気がさす。
もう少しがんばんなよ自分。
いや、だいぶもっとがんばんなよ。
これからの時間をどうするつもりだ。
ところで…
ミヒャエル・エンデは「モモ」の挿し絵を自ら描いたそうだが、その絵に妙に惹かれる。
あとがきを読むと、彼のお父さんはシュールレアリズムの画家らしい。
なるほどな!
それで、イタリアの画家デ・キリコを思い出し…
この、私の好きな絵、くるりの「Remember me」のMVの世界と被るんです。私の中で。
https://m.youtube.com/watch?v=jbYh4su2HGE
はしじみすずさんの作品です。
共通して感じるのは、「どこかで見たような懐かしい風景。子どもの頃遊んでいてふと入り込んでしまった異次元のような世界。いまとなっては夢のようだが子どものときは簡単にその境界を跨ぐことができた」
みたいなこと。
私は、作品に対する批評家のうんちくを見るのがわりときらいで、あまり必要ないと思っているからこれ全部自分勝手な印象である。
失ったものへの寂しさと懐かしさが混在するものに、とても惹かれる。
とかそういうことを考えて時間を過ごしている私は、あゝポンコツだ。